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20代巡査、大麻を譲り受けたとして書類送検「警察官になる前から吸っていた」発言に驚愕

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 北海道警に勤務する20代の巡査が、知り合いから大麻を譲り受けたとして書類送検されていたことが判明。その行動と道警の管理体制に疑問の声が上がっている。

 道警によると、書類送検されたのは20代の男性巡査。今年10月、北海道内で知り合いから大麻を無償で譲り受けた疑い。目撃者からの情報で事件が発覚し、13日付で大麻取締法の疑いで書類送検し、懲戒免職とした。一連の報道によると、道警の警察官や職員が違法薬物で処分を受けた事例は、この20年の間で5件目で、過去には函館の警察署に勤務する巡査部長が大麻を購入し、懲戒免職になったこともあったという。

 ​>>薬物・銃器対策課の巡査部長が覚せい剤所持で逮捕 「ミイラ取りがミイラ」事件に怒りの声<<​​​

 警察の取り調べに対し、巡査は「自分で吸うためだった」と話し、「警察官になる前から吸っていた」と話しているという。大麻常習者が警察の試験をパスし、実際に警察署で勤務していたとは驚きだ。なお、この巡査がどこに所属していたかなどについてはわかっていない。

 信じられない事件に、「採用時に健康診断などで尿検査をしていなかったのか」「大麻でラリった男が警察業務にあたっていた可能性もある。あり得えないと言わざるを得ない」「警察学校でもやっていた可能性がある。このチェックの甘さは本当に信じられない」「試験にパスしたから無条件で警察官にしているのか?」「大麻の流通ルートに絡んでいる可能性だってある。懲戒免職だけでいいのか」と書類送検された巡査や北海道警に怒りの声が上がることになった。

 今回の事件について、北海道警監察官室長は「事実に基づき厳正に処分した」「道民の信頼を損ねたことをお詫びするとともに、信頼回復に努めていく」とコメントしている。現状、管理責任などを問われたなどのニュースはなく、「トカゲのしっぽ切りでは」という声も上がっている今回の事件。信頼回復は、容易な道ではないと言わざるを得ない。

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