事件が発生したのは26日午後7時15分頃。「男が寝ている」という通報を受けて、警察が豊平区の共同住宅駐車場に向かうと、酒に酔って寝ている73歳無職の男を発見。職務質問を行うと突然左頬を殴られ、男を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。
>>33歳女、酒に酔い男性と口論で暴れる 駆けつけた警察官にも暴力を振るい逮捕<<
当時、札幌市の気温は9.7℃と低く、寝続けていれば最悪、死亡する可能性も否定しきれなかった。警察としては、命を救ったことにもなるのだが…。取り調べに対し、男は「警察官に腹が立ってやった」と話し、容疑を認めているという。警察は男が泥酔し道に迷い、そのまま寝てしまったものと見て事情を聞いている。
泥酔したうえ寝てしまい、起こされると警察官を殴るという事件に、「何をやってるんだ。低体温症で死ぬ可能性だってあっただろ。警察官に感謝するべきだ」「73歳にもなって泥酔し警察を殴る。こんな大人にはなりたくないし、親だったら嫌だ」「こんなやつ、放っといても良かったんじゃないの。許せない」と呆れや怒りの声が相次ぐ。
また、「いい加減酔っ払いの取り締まりを厳しくしてほしい」「日本は酔っぱらいに寛容すぎる。外を歩けないようにしてほしい」「コロナとはいえ、これから酔っ払いが増え、比例してトラブルも増える。コロナをきっかけにこういう人間もなくしていくような政策を取ってほしい」「酔っ払いの罪は重くするべきだ」という声も出た。
暴行、わいせつなどの事件を「酔っていた」「泥酔して覚えていない」などと正当化するような人間が多い感の日本。もちろん、そのような行為や言い訳は通用しないのだが、それを理由にする人間が多いことも事実。「酔っ払い天国」にならないような社会を作っていくべきではないだろうか。