事件が発生したのは北海道恵庭市の居酒屋。9日午後7時50分頃、33歳無職の男が恵庭市の居酒屋で、同じく客として店に訪れた27歳男性に対し髪を掴む、顔をヒザ蹴りするなどして暴行した疑い。被害を受けた男性は眉尻を切って出血するなどの軽傷を負った。
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なぜ男が暴行に及んだのか。警察によると、男は喫煙所の出入り口でタバコを吸っており、被害男性が来て場所を移動するよう頼んだところ、いきなり激昂したのだという。壮絶な喧嘩は被害男性の知人が止めに入り、店が警察に通報。男は傷害の疑いで逮捕される。
逮捕された男は当時泥酔しており、警察の取り調べであやふやな言動をしているという。警察は男の回復を待ち、事情を聞く方針だ。
居酒屋の喫煙所で起きた事件に、「33歳で無職のくせに記憶が飛ぶほど酒を飲んで人に怪我をさせて逮捕なんて酷すぎる」「酒に酔っていたとは言え、人に何か言われてキレて暴力を振るうのは許せない」「喫煙所ってそんな広くないんだろうし、ただ詰めればいいだけの話ではなかったのか」など呆れる声が上がった。
昨今は受動喫煙防止の意識が進み、居酒屋などでも全面禁煙、喫煙する場合は喫煙所へという店が増えつつある。そのような場合、今回のように泥酔した人間が喫煙所で他の客とトラブルを起こすケースは今後も起こりうる。
店側としても何らかの対策を講じなければならないだろうが、そこまで手が回らないこともまた事実。頭の痛い問題になるかもしれない。