逮捕された男は13日、埼玉県戸田市の居酒屋を訪れ、1人酒を飲んでいた。すると、そこへ自身が勤務するアスベスト除去会社社長と別の従業員が来店。一緒に酒飲むことになる。その後、仕事の話で口論に発展すると、社長の腹部を包丁で刺した。
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刺された社長は命に別条はなかったとのこと。男は駆けつけた警察官に殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された。警察の取り調べに対し、男は容疑を認めており、「仕事について口論となり、逃げようとして刺してしまった」などと話しているという。
1人で飲んでいたところを社長が来店し、仕事について口論となり刺してしまうという事件に、「どんな理由があっても人を刺すのは異常すぎる。物事の善悪が判断できていない」「常に刃物を持って歩いていたのか? 危険人物だったに違いない」「怖すぎる。怒ったら誰それ構わず刺すような人間だったのでは」と驚きや怒りの声が上がる。
一方で、「仕事を忘れたくて1人で飲んでいたのに、社長が来て仕事の話では楽しくないのもわかる」「社長も41歳、男も41歳。何らかの不満を抱えていたことは間違いない」「社長も放置しておけばよかったのでは。1人で飲みたい時だってあるだろ」と社長の行動を疑問視する声もあった。
「会社の飲み会は、酒の勢いで普段腹に溜まっていたものが出てしまうことがあり、トラブルに発展しやすいんです。本来、仕事の話は避けてコミュニケーションを図るのが飲み会の目的というものですが、飲み会で『教育』をしたがる中高年が多いんです。
そんな経験を一度でもしてしまうと、その人とは飲みたくないと思うもの。特に若い社員からは、避けられてしまいますよ。勤務時間外なら、仕事の話は避け、楽しく飲むことに重きを置くことをおすすめしたいですね」(社会記者)
男の行動は許されるものではないが、社長側も「配慮」は必要だったのかもしれない。