自身が司会の同番組で、若林は2週にわたりしくじりを紹介することに。後編の今回は、2020年末に若林が趣味のバスケットボールで骨折した事件の裏側を語った。
若林はプレー中、相手に接待されていると気づかず「オレできるかも?」と調子に乗ったところ、アメフト部時代からの左膝の古傷が再発。膝内側側副靱帯挫傷と骨挫傷で全治2カ月の重傷を負ったのだという。
レギュラー12本を持つ超売れっ子芸人のあまりに情けない大怪我に、スタジオは爆笑の渦に包まれたが、その後の若林の行動に驚く声が続出した。
若林はけがが治らずメンタルをやられ、ネガティブに。そこでモデル・アンミカの「ポジティブ日めくりカレンダー 毎日アンミカ」に勇気をもらっていたほか、毎日膝にお清めの塩を振り、治るのを祈願したそう。最近では伊勢神宮から取り寄せた塩を膝に振りかけるだけではなく常に持ち歩き、衣装や台本、スタジオにも塩をまいているという。
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番組では「滑りそうだな」と思う芸人にも塩をまくと言いながら、平成ノブシコブシ・吉村崇の机に大量の塩をまいた。
若林の奇行に周囲は大笑いしつつもドン引きした様子。「大丈夫ですか?」と心配していた。
テレビの前の視聴者も同じ思いだったようで、「若林、完全にスピリチュアルに染まって心配」「歯止め効かなくなりそう」といった声が相次いでいた。
なお、若林のスピリチュアルへの関心は今に始まったものではない。2019年10月に放送された『あちこちオードリー』(テレビ東京系)で明かしたところによると、亡くなった父親の骨壺を決める際、家族間でもめてしまい、「父親の意見も聞こう」と青森県まで行き、腕利きのイタコに父の霊を降ろしてもらって決めた過去があるという。
「伊勢神宮の塩」程度ならよくあることかもしれないが、骨折とは別の意味で心配になるエピソードであった。