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“定番ネタ”経験者に救われる? オードリー若林・有吉に感謝、お笑い王者に訪れる試練とは

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オードリー・若林正恭

 お笑い芸人にとって、鉄板ネタは諸刃の剣だ。そのネタばかり振られ、すぐに飽きられ、一発屋となってしまう危険性がある。

 4月12日深夜放送のインターネット番組『スピードワゴンのThe NIGHT』(ABEMA)に吉住と3時のヒロインの福田麻貴がゲスト出演して悩みを明かした。

 『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)出演後、どこの番組でも同じネタを振られたが、そこをうまく外してくれたのが、オードリーの若林正恭と、有吉弘行だったという。吉住は若林が「(優勝ネタの)女審判で返さないフリをしてくれた」、福田も有吉が「やりづらいなと思っていた部分を本番で、しれっと飛ばしてくれる」と2人に感謝していた。

 ​>>「やめてほしくない」有吉が“敵わなかった”芸人が引退…過去には『細かすぎて』優勝も<<​​​

 何より若林と有吉も、同様の経験をしてきた人物である。

 若林のオードリーは『M-1グランプリ2008』(朝日放送制作・テレビ朝日系)で準優勝を果たしブレークするが、当初は相方・春日俊彰の変人キャラばかりが注目された。そのため若林は、2019年にゲスト出演した『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送系)で一時期、「ひたすら食レポか、春日の『あめジュース』の話が続いて、めちゃくちゃつまらなかった」と本音を吐露している。この時期を耐え忍んで、現在の地位を確立したのだろう。

 有吉も2007年ごろから毒舌、あだ名芸で再ブレークを果たした身だ。和田アキ子に「リズム&暴力」、みのもんたに「油トカゲ」と名付けるなど、大物を的確にイジるネタが話題になったが、これが広く浸透していきネタの質が変わっていった。一度も会ったことのない地方局の女子アナにあだ名をつけるよう求められるようになった段階で、もう終わりと感じ、徐々にフェードアウトさせていったという。

 このようにテレビなどでひたすら同じネタを振られ、消費されていく苦痛を知っているからこそ、若林と有吉は若手芸人にも優しいのかもしれない。

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