問題となっているのは、東京オリンピックの開催是非について取り上げている際の一幕。有観客か無観客かはいまだ決まっていないが、実施される予定のパブリックビューイングでの人流も懸念されている。
そんな中話を振られた一茂は、「政府は『清潔にして頑張りましょう、頑張りましょう』っていうよう。感覚で言うと、僕にはそんなような発信にしか捉えられない」と指摘。その上で、「今回のオリンピックってやるにしても相当な代償を払わなくてはいけない。通常の形態ではできない。それは誰もが分かってる」と改めて話した。
また、ワクチン接種のスピードが加速していることにも触れ、「(五輪)中止の議論はどうも政府の間にはない。それはそれでもうしょうがないでしょう、政府の間でやってることですから」と言いつつ、「でも、延期っていう方向はないのかな」と発言。「つまり、10月っていうのはどうなのかな」と、本来開催される予定の7月から3カ月後ろ倒しにした10月開催を提案した。
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一茂は「10月だったらもうちょっと事態が良くなるんじゃないかな、っていう気が勝手に僕はしてる」と言い、「例えばボランティアの人も含めて、もしかしたら全員にワクチンが普及できるような、2カ月、3カ月あとだったら。できる可能性はなきにしもあらずだなと思います」と持論を展開していた。
しかし、この発言に視聴者からは「NBCが許すはずないって誰にでも分かる」「国内イベントじゃないの分かってる…?」「素人にもそんなの無理って分かるのに、こんなのがコメンテーターでいいの?」というツッコミが相次いでいた。
政府の一存で決められることではない東京オリンピックの日程。安易な提案に視聴者も呆れっぱなしだったようだ。