第2試合は、SHO&YOH&田口隆祐のCHAOS&新日本本隊のジュニアトリオと、エル・デスペラード&金丸義信&DOUKIの鈴木軍が6人タッグマッチで対決。6.7大阪・大阪城ホール大会のIWGPジュニアヘビー級王座戦を目前に控え、王者デスペラードと挑戦者YOHはさらにヒートアップ。試合は終盤、混戦模様の中、DOUKIがYOHにスープレックス・デ・ラ・ルナを狙う。だが、YOHはこれを切り抜けると、DOUKIをOut Of Printで捕らえてギブアップ勝ち。試合後、YOHとデスペラードは視殺戦を繰り広げ、お互いに本番まで待てない様子だった。
バックステージで「今、オレたちはね、オレとYOHさん、このIWGP ジュニアタッグのベルトを持ってる。でもね、今はね、YOHさん、大事な大事なタイトルマッチ控えてる、うーん。だから、タイトルだからといってタッグチャンピオンなんだよね、オレは、うん。今、タッグだからこそサポートに回る。必ず、YOH さん、大阪、獲ってくれると信じてる。心から応援してる。YOH さんが獲ってから、ジュニアがどんな風になるのか楽しみで仕方ない、刺激的だ」とYOHがIWGPジュニア王者になった際には、初防衛戦の相手として指名を受けているSHOが語ると、YOH は指を折って、数えるようにしながら「リスペクト、覚悟、信念……、それだけ持って、リングに上ってきます」とデスペラードにメッセージ。
デスペラードは「ウ~ン、ウンウンウン。ま、チームが負けてるっていう時になんですがね。ようやく、頭と身体が繋がってきた。まあ1個で何がわかるんだってぐらいなんじゃ……。ずっとこれだけやってる人間でね。わーかるんだよ。さあ、そこでだ。YOH、お前は何が変わった?まあ確かに昨日のどうしようもないどっちに行きたいのかわからないヒットロープ。アレに比べりゃあまあメリハリが効いてて、自分が何がしたいのかよくわかったよ。最後言ったな?覚悟を持って上がる。いいじゃない。覚悟しとけってのはよ、ど三一(さんぴん)がよう言う、“次はお前だ覚悟しとけ”、自分はなんの覚悟もないくせにな。そういうことを、アイツは覚悟を持って上がるって言った。なあ、ちょっとずつ何かが変わりつつある……のかもしれないし。て、まあ大阪でやってみたら、まあ“いつものYOHくんでした”って終わるかもしれない。楽しみだぜ!」とチャンピオンとしてのコメントを残している。
決戦まで待ったなしだ。
◆新日本プロレス◆
『Road to DOMINION』
2021年6月2日
東京・後楽園ホール
観衆 447人
▼6人タッグマッチ(20分1本勝負)
SHO&○YOH&田口隆祐(10分48秒 Out Of Print)エル・デスペラード&金丸義信&DOUKI●
(どら増田)