事件が発生したのは、24日午前9時頃。広島市西区の専門学校に通う19歳の男が、教室で同級生の男性にペットボトルに入れたガソリンのような液体をかけ、その後火のついたライターを投げつけた。
男性の身体に着火することはなく、大惨事に至らなかったが、液体が目に入り、軽いけがをした。19歳の男は、駆けつけた警察官に殺人未遂の疑いで逮捕される。警察の取り調べに対し、男は容疑を認めているという。現在のところ動機は不明だが、警察は2人の間に何らかのトラブルがあったと見て、捜査を進めていく方針だ。
今回は火が燃え広がることなく、消火して事なきを得たが、仮に被害男性の身体に着火した場合、生命の危機に瀕したことは明白だ。また、教室にも広がった場合、専門学校にいた職員や生徒も命を落とすこともあり得た。この行動は、重罪である。
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異常な犯罪に、「怖い。犯人がどういう人間がわからないけれど、狂気が潜む物静かな男だったんじゃないかと思う」「予めガソリンをペットボトルに詰めているし、明確な殺意を感じる。かなり重罪だし、更生も見込めないのでは」「サイコパスによる犯罪」と憤りの声が上がる。
また、「この行動では『殺すつもりはなかった』は通用しない」「揉め事があったにせよ、この行為は異常。執行猶予を付けないでほしい」「殺人未遂は被害男性だけではなく、専門学校生全員だよ。重罪だ」という指摘も出た。
今後、司法へという流れになっていくものと思われる今回の事件。火をもてあそぶ行為に怒りの声が相次いでいる。