search
とじる
トップ > 社会 > 中学生からの“性暴力・DV”相談に「若いなぁ」回答に批判相次ぐ 「深刻さがまったく分かってない」過去にも炎上

中学生からの“性暴力・DV”相談に「若いなぁ」回答に批判相次ぐ 「深刻さがまったく分かってない」過去にも炎上

pic pic

画像はイメージです

 写真家の幡野広志がウェブサイト「cakes」上で連載している悩み相談「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。」が物議を醸している。

 今回問題となっているのは、26日にアップされた中学3年生の女性からの悩み相談への回答。その女性は同い年の幼馴染が19歳の社会人男性と交際していることついての悩みを相談していた。

 相談者によると、その交際相手は避妊などを一切しないといい、未成年飲酒や喫煙などもしているとのこと。また、幼馴染の母親は家事や育児もほとんどせず、子どものお年玉を使い込んでパチンコに行ったり、過去には暴力もあったという。相談者は「男の人に逃げてしまう幼馴染の気持ちも分からなくはありません」としつつも、「この状況をどうにかしたい」とつづっていた。

 これに対し幡野はまず、相談者の文の冒頭につづられた「こんにちは!」という挨拶について、「14歳ですかー、若いなぁ。こんにちはの後ろに『!』をつけちゃうところが若さですね」と茶々。その後、相談については14歳と19歳の交際にはリスクがあるとしつつも、「キミのお友達からの相談だったらぼくは反対しない。(中略)お母さんが家事育児やらないんでしょ。そりゃあ恋愛していた方が楽しいもん」とつづった。

 >>DV相談に「大袈裟」と回答? 悩み相談の内容を“ウソ”と疑った記事が物議 糸井重里氏からは評価も<<

 その後、幡野は「キミは男に逃げてるって感じているかもしれないけど、お友達は彼氏に避難しているって思ってるかもよ」とアドバイス。交際相手や母親の行動に疑問を投げかけつつ、最終的には「誰も友達の人生の責任はとれないんですよ」と言い、「キミが恋愛するときに、友達の彼みたいな人は避ければいいよ」と記していた。

 しかし、この回答にネット上からは「明らかに性暴力と家庭内DVなのに、支援機関の存在すら教えないってどうなの?」「問題の深刻さがまったく分かってない」「児相通報モノなのに、このアドバイスはひどい」といった批判が殺到する事態に。ツイッター上では「幡野広志氏の連載に抗議します」というハッシュタグも生まれた。

 「実は本連載、昨年10月にも、夫からのDV相談に対し、『大袈裟』と断罪。大批判を巻き起こし、公式も謝罪するという騒動に発展しました。しかし、今回もまた同じような騒動となっていることに、ネットからは『また?』『反省してなかったのか』という呆れ声も聞かれています」(芸能ライター)

 この記事については、公開後すぐに炎上したため、数時間で非公開に。しかし、27日朝現在、公式側から非公開になった理由について説明されていないため、公式ツイッターの元には疑問の声も多く寄せられている。

 果たして、公式側が説明することはあるのか――。

記事内の引用について
cakes公式ツイッターより https://cakes.mu/

関連記事

タグから探す


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ