問題となっているのは、10日にアップされたツイート。その中で「スマホでゲームをする時間を自分でコントロールできますか?」「日常生活よりゲームを優先していませんか?」「社会生活に問題が生じているのにゲームを続けていませんか?」とゲームに関する呼びかけがなされていた。
ツイートでは、続けて「それは『ゲーム障害』という精神疾患です」と断言。「大切な人間関係、仕事、人生を失う前にゲームを止めましょう」と注意喚起していた。
しかし、この投稿にネット上からは「医師でもないのになぜ断定できるのか」「違法でもないものを警察がやめましょうってどういうこと?」「ゲーム障害の国内診断基準は決まっておらず、県警が診断を下すこともできません」といった批判や指摘が集まる事態に。炎上状態となった。
その後、12日になり公式ツイッターは再びツイッターを更新し、「先日発信したスマホゲームに関するツイートを削除致しました」と報告。「当該ツイートにおいて不愉快な思いをされた方については誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
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このツイートに対し、ネット上からは「まだ発効はされてないけど、WHOがゲーム障害を国際疾病として認定されてるからあながち間違ってない」「実際WHOはそういう状態が12か月続くとゲーム障害と診断される可能性があるって言ってない?」という擁護も見受けられたが、ネット上からは「その定義にはエビデンスもなく世界中の研究者から疑問視されてる」「医師でもないのに断言するのが間違っている」という声も。
また、謝罪に対して「不愉快の問題じゃない」「問題は科学的な根拠に乏しい『ゲーム障害』について公式な立場で不正確な情報を発信したこと」という批判が集まっていた。
センシティブな話題なだけに、さまざまな意見が集まってしまったようだ。
記事内の引用について
鹿児島県警察本部サイバー犯罪対策課の公式ツイッターより
https://twitter.com/kagokei_cyber