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DV相談に「大袈裟」と回答? 悩み相談の内容を“ウソ”と疑った記事が物議 糸井重里氏からは評価も

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糸井重里

 写真家の幡野広志がウェブサイト「cakes」で行っている悩み相談の連載「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。」に掲載されたある記事が、波紋を広げている。

 問題となったのは、19日に公開された記事。相談者は夫からの精神的なDVに悩んでいる女性で、夫から家事や子育てへ執拗にダメ出しをされたり、毎日深夜まで働いているはずの夫が実は友人と遊んでおり、信頼がなくなってしまったとのこと。しかし、生活を考え離婚に踏み切ることができないといい、アドバイスを求めていた。

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 しかし、幡野はこの相談に対し、相談内容自体を疑う回答を提示。相談内容を全く信用していないようで、女性がつづった相談に対し、「大袈裟」というワードを何度も使用し、相談内容の疑うべき点を指摘していった。また、第三者に相談する際に大袈裟に言うことを止めるような文もつづっていた。

 記事公開後、ネットからは「相談を嘘って決めつけたらなんのお悩み相談も成立しない」「お悩み相談でやるべきは嘘かどうかを追及することなの?」「DV被害者の被害を疑うって絶対やっちゃだめなことだと思う」という疑問の声が殺到。一方、コピーライターの糸井重里はこの回答について、同日自身のツイッターで、「嘘をつかない答えって、嘘に惑わされないことなんだね。相談の文を読んでるときと違和感が、そのまま回答だった」と評価していた。

 さまざまな声が飛び交い、ネット上で大きな騒動となったこの記事だが、22日になり幡野は自身のツイッター上で、相談女性から特定を避けるため記事を削除してほしいと頼まれたと明かし、「DV被害がなかったかのように“大袈裟”や“ウソ”と決めつけてしまったことを相談者さまにお詫びしたうえ、当該記事を削除する約束をいたしました」とした。記事にDVや虐待を容認する意思はなかったといい、「多くの方に不快なおもいをさせてしまったことを謝罪いたします、申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 また、cakesも公式サイト上で記事を削除したことを報告。「相談の内容を『嘘』や『大袈裟』と指摘することで、相談者様はもちろん、多くのドメスティックバイオレンスやモラルハラスメント被害者の方を傷つけてしまいました。また、多くの被害者が、その相談を信用されないという問題を助長してしまいました」とし、謝罪していた。

記事内の引用について
幡野広志公式ツイッターより https://twitter.com/hatanohiroshi
cakes公式サイトより https://cakes.mu/
糸井重里公式ツイッターより https://twitter.com/itoi_shigesato

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