問題となっているのは、米俳優のジョニー・デップと、元妻で女優のアンバー・ハードの泥沼裁判を取り上げている際の一幕。2人は2015年2月に結婚したものの、2016年8月に離婚。その後、イギリスのタブロイド紙『ザ・サン』がジョニーについて、「妻を虐待している」と報じたことで、ジョニーが「ザ・サン」の発行元を相手取り裁判を起こすことに。ジョニーとアンバーの元夫婦が同じ法廷に姿を見せ、双方が互いのDVを主張する暴露合戦になっていると報じていた。
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その後、スタジオでこの暴露合戦について出演者がトークしていたが、その中で話を振られたキャシー中島は、「こうやって(暴露話を)出すことは2人にとってマイナスしかないと思う」と指摘しつつ、自身が以前フランスでジョニー・デップに遭遇した際の出来事を告白。その時、ジョニーはアンバーと結婚する前のパートナーの女性と、2人の間の子どもと一緒にいたといい、「(2人の雰囲気は)すごくいい感じだった! そこからですよ、長く付き合ってたし、子どももいたのに、奪ったんですよ、アンバーが。分かる?」と、アンバーに対して否定的に話していた。
さらに、キャシー中島は「これが純愛だったらいいけど、結局こういう形になって」と言い、2人の関係について「初心を忘れてる」と指摘。「初心を忘れて、ガチャって(トラブルに)なった時に、彼女は火を燃やすタイプ」と言い、アンバーが主張するジョニーからのDVについて、「結局、女の人がちょっと避ければ暴力なんて出てこないのよ。夫婦なんてね、ぶつかれば(不満が)出てくる可能性はあるんだけど、そこを『ここまで言ったら殴られるかもしれない』って思ったらぐっと止めるのよ。それができない」としていた。
しかし、キャシー中島のこの発言に、「DVをされた側が悪いってこと?」「殴られるのは女性が悪いの?上手く立ち回れないから殴られるの?」「いくらアンバーに否定的だからって、DV被害者が悪いみたいな発言は許されないでしょ」という困惑の声が相次いでいる。
ジョニー・デップを擁護するあまり、興奮気味になっていたキャシー中島だったが、このDV観に違和感を抱いた人は多くいたようだった。