事の発端となったのは、25日に行われた参議院広島選挙区の再選挙。河井案里前参院議員が当選無効となったことで行われた再選挙で、結果は野党共闘の推薦候補の宮口治子氏が、自民党の新人・西田英範氏を破って初当選を果たしていた。
今回問題となっているのは、野田議員が25日午前2時頃に投稿したツイート。その中で野田議員は、広島選挙区の再選挙に言及。その上で「西田ひでのり候補の応援で、衆議院議員小林史明議員と、福山市に参りました」と明かした。
応援演説の様子について、野田議員は「たくさんの方にお集まりいただき、本当にありがとうございました」と報告。しかし続けて、「皆さんの貴重な1票をぜひ西田ひでのりさんに託してください!」と投票を呼びかけていると受け取られかねない文章をつづっていた。
公職選挙法第129条によると、選挙運動ができるのは選挙の公示・告示日から選挙期日の前日まで。違反した場合、1年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処することとされており、選挙権及び被選挙権が停止されることとなっている。
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今回の野田議員のツイート、25日付で投稿されているため、公職選挙法違反の可能性がある。そのため、ネット上からは「完全にアウト」「元総務大臣なのに知らなかったでは済まされない」「これが許されるなら公選法の存在する意味ない」といった批判が殺到している。
その後、野田議員はツイートを削除したものの、26日朝現在、このツイートについては触れておらず。そのため、ツイートのスクリーンショットがネット上で出回る事態となっており、野田議員のツイッターにも多くのバッシングが寄せられることに。炎上状態となっている。
もともと元自民党議員の不祥事のために行われた再選挙だっただけに、この失態には多くの呆れ声を集めてしまった。
記事内の引用について
野田聖子公式ツイッターより https://twitter.com/noda_seiko93