続いて話題となっているのが、同日に夫婦ともに逮捕された河井案里参議院議員、河井克行衆議院議員だ。杏里議員が昨年の参院選に出馬した際に、地元広島の県議や市議に票の取りまとめを依頼する目的で、その報酬として延べ96人に2570万円もの現金を配った公職選挙法違反(買収)の疑いが持たれている。疑惑の渦中にあった2人は、先日にそろって自民党を離党していたが、18日に東京地検特捜部に逮捕された。
逮捕を受け、堀江氏はすぐさまYouTube動画を更新。今回の事件は「典型的な買収事例」であると解説。自身が2005年の衆議院議員選挙で出馬した際にも、違反を突かれないように「公職選挙法については詳しく調べた」と語った。河井夫妻のような違反は、選挙活動を展開する上では、起こり得るものではないかといった可能性も指摘し、「もしかしたら、ここから芋づる式にほかの議員にも飛び火をするかもしれません」とも締めくくった。同日のツイッターでも「そうか、司法取引で収賄側が免罪されるからこの事件は立件できたのかもしれない。ということは結構芋づるあるかもな」と同様のコメントを出している。
堀江氏は別の動画では、日本維新の会推薦で都知事選に立候補した元熊本県副知事の小野泰輔氏をゲストに招いており、自身の出馬に関して問われると「絶対検察が狙ってくる」と話していた。動画ではジョークとして話していたものの、堀江氏は検察については、検察庁法改正案の抗議する人たちへ向けて、「検察は絶大な権限を持っており、場合によっては事件を作り上げることも可能」といった「怖さ」を指摘している。
ネット上でも「都知事選出なかったの、マジ検察避けだったのかね」「芋づる式の予言当たりそう」といった声が聞かれた。事態は流動的と言えるだけに、引き続き堀江氏の発言に注目が集まりそうだ。
記事内の引用について
堀江貴文氏のツイッターより https://twitter.com/takapon_jp