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次の朝ドラ『おかえりモネ』が心配される理由 “黒歴史”作品に似ている?

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清原果耶

 5月17日から、新たなNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』がスタートする。ブレイク中の女優・清原果耶を起用した期待の作品だが、一方で、懸念材料も少なからずあるようだ。

 まずは何と言っても、視聴率が不調だった『おちょやん』の後ということだろう。同作は4月12日、裏で生中継されていた『マスターズゴルフ最終日』(TBS系)のあおりを食って13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)という過去最低を叩いてしまった。一度崩れた視聴習慣をどこまで挽回できるか。しかも、この『おかえりモネ』は、一転していきなり現代劇、しかも朝ドラでは令和以降の年代が描かれるという。

 気になる内容だが、「宮城・気仙沼湾沖の島に生まれ育ち、登米で青春を過ごしたヒロインが、天気予報を通じて人々の役に立ちたいと気象予報士をめざして上京する」という。

 つまり、清原が演じる役柄は気象予報士ということだが、これは宮地真緒がヒロインだった2002年後期の『まんてん』を思い起こさせる。同作は最終的には宇宙飛行士になるストーリーだが、途中で気象予報士の勉強もしていた。当時、ヒロインに感情移入しづらいという声も多く、全話平均は20.7%。今考えれば立派な数字だが、当時は「不人気」と言われたものだ。

 >>朝ドラから大河主演に昇格する出世魚俳優、次は誰? 中川大志にはNHKとの不思議な因縁も<<

 ちなみに、『おかえりモネ』のその後の展開だが、ヒロインは故郷の島へ戻り、気象予報士としての能力を活かして地域に貢献する…とのこと。この故郷を飛び出し、また戻るというパターンはこれまでにも多々あるが、例えば2015年前期の『まれ』でも、石川・能登に越してきたヒロインが、世界一のパティシエをめざし、横浜で厳しい修業に挑戦。その後、能登に帰って小さな店を開いている。『モネ』のストーリーが、朝ドラファンに「既視感」を与えなければいいのだが…。

 そんな『まれ』は当時、コミカル路線に対する批判や、ヒロインのキャラクター設定などに視聴者が難色を示したこともあり、ヒロインを務めた土屋太鳳の黒歴史になってしまった。この『おかえりモネ』は、そこまでのバッシングはないだろうが、好スタートを切ってほしいものだ。

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