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阪神・マルテに「挑発行為だ」厳しい声 エモやんも批判のパフォーマンス、掛布氏の見解に注目集まる

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 28日に行われた阪神対ヤクルトの一戦。「8-2」で阪神が勝利したこの試合で阪神・マルテが見せたパフォーマンスが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。

 問題となっているのは「1-0」と阪神1点リードの3回表2死で、マルテがソロ本塁打を放った直後に見せたパフォーマンス。ベースを一周して本塁を踏んだマルテがベンチに戻ろうとすると、矢野燿大監督や選手たちはなぜかベンチ前に行くように誘導。その直後、マルテはベンチ内の選手や首脳陣と共に、上空に向かって弓を引くようなパフォーマンスを披露した。

 同戦後の報道によると、この弓を引くようなパフォーマンスは「ラパンパラ」という名称で、マルテが母国・ドミニカ共和国のコメディアンの動きから着想したポーズとのこと。マルテは前日27日の試合前円陣で、ホームランを打ったらチーム全体でこのパフォーマンスをしてほしいと要望していたという。

 1日遅れで実現したチーム全体での「ラパンパラ」を受け、ネット上には「選手もコーチもノリノリでやってて楽しそう」、「チームの一体感を高めるいいパフォーマンスだな」といった好意的な声が挙がる一方、「相手球団に対する挑発行為だ」、「報復行為を受けるリスクもあるからこういうのは控えてほしい」と苦言も複数寄せられている。

 一方、「掛布ら球団OBからすぐに批判されそう」、「こんなことしてるといつかのグラティみたいに掛布に文句つけられるぞ」、「どうせ掛布みたいなOBが口出してきてすぐに封印されるだろ」といった、元阪神で野球解説者の掛布雅之氏を絡めたコメントも散見された。

 >>阪神・高山の不振は金本前監督のせい? 掛布氏が転落の引き金を指摘、「打球方向別打率知らないのか」矛盾の指摘も<<

 「一部ファンが掛布氏を引き合いに出す背景には、2013年に一時チーム内で流行した『グラティ』への苦言が関係していると思われます。当時阪神に所属した西岡剛(現BC・栃木)らが考案した『グラティ』はチーム全体でスタンドに3本指を向けるというパフォーマンスでしたが、掛布氏は同年に出演したテレビ番組で『相手に対して尊敬の念が感じられない』と苦言。その掛布氏が翌2014年にゼネラルマネージャー付育成&打撃コーディネーターという肩書でチームに復帰すると、選手側も気を遣ったのか『グラティ』は完全に封印されました。こうした経緯があることから、今回の『ラパンパラ』も球団OBらの反応次第では早々に消滅するのではとみているファンは少なくありません」(野球ライター)

 同戦で解説を務めた元阪神で野球解説者の江本孟紀氏からは、早くも「チンケなパフォーマンスは止めてほしい」と批判されている。一部では「批判的なOBが入閣しない限りは継続されるのでは」との声も挙がっているが、掛布氏ら外野の球団OBが今後“物言い”をつけるようなことはあるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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