警察によると、この男は5日午後4時25分頃、相模原市緑区のパチンコ店をマスクをせずに訪れる。店員が「マスクをしないと入店できない」旨を伝えると激怒し、31歳の男性副店長と45歳の男性従業員に殴る蹴るの暴行を加え、怪我を負わせた。
男はそのままバイクで逃走したが、通報を受けた警察が防犯カメラを解析。その結果、同市緑区在住の35歳無職男の犯行である可能性が固まり、傷害の疑いで逮捕した。警察の取り調べに対し、男は黙秘を貫いている。
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警察によると、男は事件以前にも複数回このパチンコ店にマスクをせず入店し、注意を受けており、店側からマスクを渡されることもあったという。しかし、男はマスクの着用を頑として拒否し、暴行に及んだ。なぜ、そこまでマスクを拒否するのかなどについては、わかっていない。
逮捕された男に、「マスクの着用を拒否する人が一定数存在するけど、なぜなのか理解ができない。何か恨みを持っているのだろうか? すればいいだけの話だろう」「こういう人間を放置しているから感染拡大が収まらない。罰則規定付きの義務化条例などを検討するべきだ」「マスクをしたくないなら外に出るな」と憤りの声が上がる。
また、「この状況でパチンコ店が営業しているのも疑問」「換気しているとは言え、この状況でパチンコ店に行こうと思うのはちょっと」「飲食店だけの緊急事態宣言に意味を感じない」という指摘も出た。
店側がマスクの着用を入店条件にしている以上、守らない客を入店拒否することは正当な行為だ。それに怒り暴れる行為は、犯罪である。