第1試合では、鈴木みのる&エル・デスペラード&DOUKIの鈴木軍が、KENTA&石森太二&邪道のバレットクラブと対戦。
3.13愛知・愛知県体育館の『NJC』2回戦でKENTAに敗北を喫しているみのるは、ゴングを待たずに襲いかかる。ヒール同士の6人タッグはラフファイトの乱戦に。みのるとKENTAはシングルマッチ同様、激しくやり合う。終盤、邪道がデスペラードをクロスフェイス・オブ・JADOで捕獲。だが、デスペラードは切り抜けるとヌメロ・ドスを完成させ、邪道からギブアップ勝ち。試合後、みのるはKENTAに「終わってねえんだよ!」と挑発し、デスペラードは石森に「ほしいか?」とIWGPジュニアヘビー級のベルトを見せつけた。
インタビューブースでみのるは不敵な笑みを浮かべながら、「KENTAよ。お前の口から何度も何度も『もう終わったんだ。俺の勝ちで終わったんだ。しつけぇんだよ』って聞くたんびに、俺はこう解釈してる。『まだまだ終わってねぇ。お前とはやり足りねぇ。もっと来い!もっと来い!』って、俺にはそう聞こえるぞぉ!『もう終わり』だ『もう終わり』だ?『もうやりたくない』?『鈴木みのるは痛いから、もう勘弁してください』?だったら俺の目の前で、ひざまずけ、KENTAーッ!そして仰向けになって、白星献上しろ!あぁ!?気の済むまで殴らせろ、あいつの顔!あー!あー!終わりじゃねぇぞ、終わりじゃねぇぞ!こんなんで、終わってたまるか!ハハハハハ!(アゴのあたりを押さえて、カメラマンに)わかるかお前、この痛み!?(別の記者に)オイ、わかるかお前、この痛み!殴り殴られ、生きてるっていいな!ハハハハハ!(急に真顔に戻って)もっと殴らせろ……」と一方的にKENTAへの思いをブチまけると控室へ入っていった。
NJC以降、みのるとKENTAの抗争が継続するかどうかは、みのるの手腕にかかっているのだろう。
◆新日本プロレス◆
『ニュージャパンカップ2021』
2021年3月15日
東京・後楽園ホール
観衆 532人
▼6人タッグマッチ(20分1本勝負)
鈴木みのる&○エル・デスペラード&DOUKI(8分02秒 ヌメロ・ドス)KENTA&石森太二&邪道●
(どら増田)