市長室に税金でガラス張りのシャワールームを設置したことが問題視されている同市長。元々、内覧会の時点では存在しなかったシャワールームが、いつの間にか市長室のトイレに“後付け”されていたという。市長は「他の職員も使っていい」と主張しているものの、職員は部屋にいる市長の目の前を通り、シャワーを浴びに行くことになるばかりか、シャワー室はガラス張りで、外から丸見え。
これを受けてスタジオでは、村越市長の“公私混同”に対する批判の声が挙がる中、橋下氏は「市民にも開放していると言ってるわけですから、市民も毎日行ったらいいんじゃないですか?市民も、毎日行列作って」と皮肉を述べ、「僕も知事、市長の経験があって、村越さんと同じくらい忙しかったとは自分でも自負してるんですが、シャワーは要りません!」とバッサリ。
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続けて、同氏は「『危機管理上必要です』ということであれば、その議論の経緯を出せばいいと思うんですが、市民感覚とはズレてると思います」と重ねて批判した上で、「僕も市長室の階のところ(トイレ)にウォシュレットはつけました。自分のお金で。やっぱりウォシュレットなかったら耐えられない」と自身について語り、「ちゃんと手続きを踏んで(退任する時は)最後に廃棄をした」と説明。
そして、「最初は役所から『税で整備します』と言われたんですけど、(税金でつけたら)絶対に言われるから!絶対、朝の『モーニングショー』とかで散々言われるから!」と高らかに言うと、スタジオから共演者の笑い声が。最後、「玉川徹さんとかに散々追及されるから、『それは自分のお金でやる!』って言った」と強調していた。
玉川氏は2011年まで続いていた同枠の番組『スーパーモーニング』(同系)で、高級官僚らが格安で豪華な公務員宿舎に住んでいるのはおかしいと糾弾し、官僚の元へ走り寄って直撃していた過去がある。この時のことを知っている橋下氏が、玉川氏に突っつかれる前に予防線を張ったのだろうか。1日に放送された同番組の中でも、玉川氏の名前を挙げて苦言を呈していた橋下氏。“ダブル徹”のライバル関係はどうなるのだろうか?