松原氏は新型コロナウイルスのワクチンが、日本でも4月から高齢者を対象に接種が始まることについて、「状況を一変させる可能性を秘めてますから、もう素晴らしいことだし、やるべきだと思いますけど、ただワクチンの一本足打法でいいのかという思いがずっとある」と問題提起する。
続けて、「例えばですけど、今はものすごく薬で注目されているものがあって。日本人のノーベル賞もらった大村智さんが発見した(抗寄生虫薬の)イベルメクチンという薬があって。これが重症率死亡率を下げる、そして事前の部分予防効果もある。しかも1回飲めばいいと。飲み続けなくても。しかも変異ウイルスにも変わらず効くと言われているんですね」と紹介。
さらに、「これアメリカの最前線の医師に聞くとですね、奇跡の薬だとまで言っている。ただ、厚労省がやっぱりあの消極的なんですね。ですから、ワクチンは大事ですけど私はと言うと有事ですから、検査もなかなか増えないことも含めてですね、色んな可能性を試すべきではないかと。やっぱり一本足打法ではやっぱり危ない、危ういんじゃないかなと。オリンピックを本当に開きたいなら、という気も含めてですね、それは拭えないですね」とコメントする。
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薬の存在を知らなかった司会の関口宏は「ちょっともう一回。なんの薬?」と松原氏に質問。同氏は「イベルメクチンという、日本人が発見した日本発のお薬です」とコメント。それを聞いた関口は「ああそうですか」と話し、CMを入れた。
松原氏のイベルメクチン導入論に、「本当にいい薬だし、日本にとって有利にもなる。導入するべきだ」「いい薬だし、東京都医師会も導入を推奨している。こういう話が出てくるのは評価したい」「日本が開発した薬を使ってほしい」と賛同の声が相次ぐ。
しかし、「イベルメクチンは安倍前総理が昨年5月に有効性があれば承認すると言っていたし、アビガンの使用も推奨していた。それを否定したのは誰なのか」「アビガンを安倍前総理が絡んでいるからと猛烈に批判しておいて、今度はイベルメクチンを今更ドヤ顔でいうなんてどうかしてるんじゃないの?」「政府が認めたら、反対するんじゃないの?」「『サンデーモーニング』で日本製の薬を勧めるなんて、何か裏がありそう」という声も出た。
松原氏の持論が事実ならば使用してほしいという声が目立ったイベルメクチンだが、反対の声もある。一体、どうなっていくのだろうか。