男は15日、札幌市東区の病院で売店を管理する会社に電話。担当者に「パンが賞味期限切れだった」と告げる。その後、「上の人間を出せ」と述べ、売店を管理する会社の男性に対し、「今から殺しに行く」と脅迫し、自分の電話番号と名前を伝えて切った。
電話を受けた男性は警察に通報。男は脅迫の疑いで逮捕された。取り調べに対し、男は「殺すぞと言ったことは間違いない」と容疑を認めているという。なお、男が買ったパンが本当に賞味期限切れだったのか、そもそもパンを買ったのかなどについては、わかっていない。全てが狂言だった可能性も否定できない状況だ。
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難癖を付け脅した可能性が高い今回の事件に、「こういう人間を厳しく罰してほしい。日本企業はクレーマーに甘すぎる。現場に沿った対応をするべきだ」「以前買ったものを放置して賞味期限を切らしたんじゃないのか」「この人間はまた同じことをする。同じ被害者を出さないためにも厳しい罰を与えてほしい」「普通に暮らす人間を脅迫するような人間が存在していることに恐怖心を感じる」と憤りの声が上がる。
また、「お客様対応をしているけど、本当に無茶苦茶なクレームが何件も入る。酷い国だなと思う」「企業の不備や失点をここぞとばかりに取り上げて、鬼の首を取ったように文句を言う人間が本当に多い」「程度にもよるけど、失敗を歪んだ正義感のようなものを持って、叱責するのはどうかと思う」という声も出た。
仮に賞味期限が切れていたとしても、「殺すぞ」という言葉はあり得ない。