今回番組では、とろサーモン・村田秀亮が、カメラを持ってザコシを追いかけることに。そこで、ザコシが後輩に「ギリギリ食えないでいてほしい」と言う一幕があった。後輩の一人・だーりんずの松本りんすから「軍団の長であれば『俺が食わすために頑張る』って言うのが普通」とツッコミを入れると、ザコシはこう返した。
「『食えるようにしてやる』って言うと怠けるんだよね。今のキャラクターをビジネスとして割り切ってやってくれるんだったら、そりゃ売れて欲しいですよ」
また、ザコシはそんな松本に「努力が足りていない」と指摘。同じ仕事をして飲みに行った後、松本はすぐに寝るだろうが、自分は10年ほど続けているYouTube動画の撮影や編集をしているという。「誰かが言っていたんだけど、天才は99まで努力するっていうじゃん。天才は、あとの1%を持っているから100になれる。100にならないと売れない」とコメント。世間の人からは適当にネタをやっていると思われがちなザコシだが、「本当ここだけだから言うよ。(自分は)何かのテレビでワーッと出てきて適当にネタやって去るじゃん。あれ、全部考えているからね」と裏側を吐露した。
後輩と別れた後、ザコシは「厳しく言った方が光るんですよ。すぐ怠けるし、自分の置かれている立ち位置とかどうやったら自分の良さが生まれるかわかっていない。予行練習として動画(YouTube)で試している」「第七世代が出ても関係ないと思っているから。自分のポジションを怠けちゃうと、俺みたいなものはすぐに入れ替えだよ。厳しいからね。プロだから」と自分にも他人にも厳しい一面を見せる。また、自身も芸歴20年超えて売れたため、売れるタイミングは人それぞれであり、「諦めないのも才能」と述べていた。
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VTR終了後、ゲストの陣内智則は「いいVTRやったね。頑張ろうと思ったもん」とポツリ。村田が「これで40歳過ぎた芸人たちが『続けよう』と思うかもしれない」と語ると、陣内は「(ザコシが)言うてるように、お前は99%努力しているのかってことやね」「いい教材になると思うで。ザコシがここまでしていると思わんかったもん」と振り返っていた。
ネットでは、ザコシの本音に「めちゃくちゃ泣けた…ていうかザコシ本当にカッコよすぎるんだよな…」「芸人としてかっこよすぎて今後ザコシショウで笑えなくなっちゃうよ。逆に見たらダメな回かもしれない」「ザコシさんの芸人としての考え方生き方カッコいいステキ。ちょっと好きになってる自分がいるわ。密着ありがとう」と絶賛の声が上がっていた。