男は7日午後、浜松市中区で小学生男子に対し、持っていた杖で殴るなど暴行を加えた疑いが持たれている。現状、動機などは明らかになっていないが、小学生の行動に何らかの憤りを持ち、暴行した可能性が高いとの見方が有力。現在、警察が詳細を捜査中だ。
逮捕された男は昨年12月14日にも、浜松市中区で自転車に乗りながらスマートフォンを持っていた高校生男性に憤りを持ち、杖で肘を叩き逮捕されている。その際、「高校生が手にスマートフォンを持っていたことを注意した」と話しており、日常的に自転車マナーについて注意を与えていた可能性が高いと見られていた。そんな背景があるだけに、今回も同じ理由で杖で暴行したのではないかという見方は根強い。
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70代の男による事件に、「今の高齢者はなってない。変な正義感が老害だということを理解してほしい」「ボケているんじゃないの? 高齢者の思い込みってこともある」「人格に問題があると言わざるを得ないよ」「正義感の押しつけが一番がたち悪い」と憤りの声が相次ぐ。
一方で、「小学生にも何か落ち度があったのでは」「暴力はやりすぎだけど、注意する勇気は買いたい」「昔ならしつけをしてくれる貴重な爺さんと言われたのに。時代が違うということか」「スマートフォンを持って自転車に乗るなどしていたのなら、注意を受けても仕方がないとは思う」という声もあった。
子どもをしつける人間は必要だが、暴力で黙らせるのは犯罪。そのことが理解できなくては、単なる暴力爺さんになってしまう。