同グループは21日に宮舘涼太の感染が確認され、22日に残るメンバー全員が濃厚接触者に該当したことが判明し、ジャニーズの公式サイトで発表されていた。記事によると、濃厚接触者は約2週間の隔離生活で経過観察が必要であることなどを考慮し、出場を見合わせることが決定。病気による出場断念は71年、前川清の体調不良で辞退した「内山田洋とクール・ファイブ」以来、49年ぶりだという。
「ここに来て、ジャニーズ内の感染者が拡大中。そのため、検査体制が強化されているようだが、さすがに、メンバー全員が濃厚接触者というのは事務所も想定外だったのでは。今回は紅白21組ずつの出場予定だったが、Snow Manの出演取りやめで白組が1組減ったことから、代役が立てられる可能性もありそうだ」(音楽業界関係者)
今年、史上初の無観客で行われる紅白だが、毎年行われているリハーサルから本番にかけての取材体制も激変。
「リハーサルも本番も基本、会場内に報道陣が立ち入ることはできない。リハはリモートでの囲み取材。そして、本番ではテレビを見て記事を書き、NHKからオフィシャル写真をもらうことになりそう」(芸能記者)
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一部スポーツ紙によると、例年、オープニングでは全員集合するが、今年は司会のみが登場し、各アーティストを映像で紹介する演出に変更。
コロナ禍の影響で、会場もNHKホールを中心に複数に分散。史上初の無観客開催のため、審査方法も視聴者のリモコン操作による投票に一本化することに決まったというのだ。
「開催はするものの、期間中、感染者を出さないということが最優先事項になってしまった。視聴率よりも何よりも感染ゼロが制作サイドの目標だろう」(同)
いつまでコロナ禍が続くかは分からないだけに、来年以降も同じ体制での開催になりそうだ。