男は閉店後の眼鏡店やリサイクルショップを訪れ、ガラス扉をバールで叩き壊して侵入し、置いてあった商品を盗んでいた。今年5月には奈良市内のリサイクルショップで、サングラスやバッグ、タバコケースなど174点を盗み、逮捕されていた。
その後、警察の調べで4月から6月にかけ、大阪などで眼鏡店の出入り口をバールで壊して忍び込み、大量の眼鏡を盗んでいた。警察によると、眼鏡は一旦、滞在先の友人宅に保存し、売りさばいていたという。
眼鏡の数は3900個、被害額7300万円にも及び、その他を含めると最終的な被害金額は約9680万円にも相当するそうで、捜査員の間では有名な存在だったとのこと。警察の取り調べに対し、男は「覚せい剤を購入するためにやった」と話し、「覚せい剤は最強になれる。犯行時は体に入れていく」などと意味不明な発言を行っている。
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信じられないような事件と供述に、「信じられない。覚せい剤も窃盗も常習性が高く、更生の余地がまったくない」「この人はどうやって暮らしていたのか。生活保護だったとすれば憤りを感じる」「無職でどうして日本に滞在できるのか不思議で仕方ない」「覚せい剤で決めてから盗みなんて、信じられない」「この人間は犯罪にも薬物にも罪悪感を覚えていない。日本から強制出国させても良いのではないか」と憤りの声が上がった。
窃盗を繰り返すことで食いつなぎ、覚せい剤にまで手を出していたという44歳の男。真面目に生活し、納税している人間がバカを見ることがないよう、厳正な処分を望む声が相次いでいる。