「平手は周知のように、欅坂46の不動センターとしてグループを牽引してきた絶対的存在でしたが、今年1月に脱退を発表。突然の脱退の理由について、彼女は当時ラジオ番組で『今は話したくない』と口を閉ざしていました。そして、平手が抜けた欅坂46も新たな道へと進みます。10月のラストライブを以って、5年間の活動に終止符を打ち、新グループ『櫻坂46』として再始動したのです」(芸能ライター)
>>「永遠ってないんだな」欅坂ラストライブの菅井の言葉は悔しさか、櫻坂の初披露曲は決意の表れ?<<
そんな櫻坂46にとっての記念すべきデビュー日が、まさに『FNS歌謡祭』がオンエアされた9日だった。彼女たちはファーストシングル『Nobody’s fault』を全身全霊でアクト。その魂のパフォーマンスに絶賛の声が寄せられた。一方、平手もこの日、脱退後初めてのソロ曲を、秋元康氏作詞、そして彼女自身の作曲による『ダンスの理由』を披露。こちらもファンから大反響を呼んだのだ。
2組が直接共演することはなかったものの、SNS上では、かつてのメンバー同士の新たなスタートに、「これからは櫻坂、平手どっちも応援したいなー」「櫻坂もてち(※平手の愛称)も最高だった」「櫻坂と平手ちゃんが再びスタートを切るこの日やばくない?? 前に進めるんだね!!! おめでとう」と祝福の声が寄せられた。
ただ、圧倒的に多かったのが、以下のような意見だ。「櫻坂46の華々しいデビューと平手友梨奈の奇跡的なパフォーマンスを意図的にぶつけて、争わせようとしている運営が嫌いだ」「今日じゃなきゃダメだったの?って思ってしまう」「今日くらい、少しくらい櫻坂46にスポットライト分けてくれよ~ 今日同じ番組内で披露したのなんでなんか前向きに受け止めきれん」など、それぞれ別の道を歩んだ2組がなぜ同じ日にステージに立ったのか疑問の声を上げるファンがいたのだ。
「『FNS歌謡祭』は先週の第1夜もありました。櫻坂のデビュー日はもともと決まっていたことなので、まさにこの日にパフォーマンスするのがベストなのですが、ファンの複雑な胸中を汲み取るのであれば、平手を1週ずらすこともできます。ただ、それはそれで波紋を呼びそうでもありますが……。いずれにしても、誰のどんな判断だったのかは分かりませんが、不必要な軋轢を生んでしまいました」(同)
また、秋元氏が作詞した『ダンスの理由』の歌詞も、“誰もいなかったから仕方なく踊るしかなかったんだ”など、意味深なものも多い。一方、『Nobody’s fault』では、“それならいっそ孤独を選びな”と、挑発的なメッセージが並ぶ。こちらも秋元氏の手がけたものなのだが……。