各紙によると、ライブの終盤、キャプテン・菅井友香は涙ぐみながら活動を振り返り、「人生の一部になっていた欅坂46とお別れ。永遠ってないんだなと改めて思っていて、だからこそ、かけがえのない存在でした」としみじみ。
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そして、「欅坂46が大好きです。皆さんとの5年間は、最高の宝物です。以上、欅坂46でした。ありがとうございました!」と締めくくり、ラストに2016年のデビュー曲「サイレントマジョリティー」を歌い上げたという。
その後、新グループのイメージカラーである、桜の花のほのかな色合いをイメージした“白”の衣装で、櫻坂46として再度ステージに登場。
改名後のファーストシングル「Nobody's fault」(12月9日発売)を初披露。センターには、2期生の森田ひかるが抜擢されたというのだ。
「櫻坂の曲は2期生の森田ひかるがセンターとなり、選抜制が採用されていた。欅坂では実現しなかった選抜メンバーによるパフォーマンスで、別グループであることをアピールしたい狙いがあるようだ。グループの歴史に幕を閉じたと思いきや、余韻に浸る間もなく新グループとしての曲を初披露。欅坂を応援し続けていたファンとしては微妙な気分になったのでは。菅井や残ったメンバーたちにとって欅坂は“黒歴史”ともいえるだけに、早く新グループでの活動を軌道に乗せたいところだろう」(ライブ配信を視聴した音楽業界関係者)
櫻坂のファーストシングル発売のタイミングからして、欅坂としては常連だった大みそかの紅白出場は微妙。レコード大賞の大賞候補の楽曲に選ばれることはなさそうだが、何よりも新体制を固めることが急務のようだ。
「おそらく、菅井がキャプテンを引き継ぐと思われる。“絶対センター”で今年1月に突如脱退した平手友梨奈を慕っていた“平手派”のメンバーはほぼ卒業。以前はほかのメンバーに対するいじめもあったというので、グループ内の団結力を高めないと欅坂の二の舞いになりそうだ」(芸能記者)
グループ内を“浄化”しつつ、新たなファンの獲得も課題になりそうだ。