「『THE W』は、ピン芸、漫才、コント、ジャンルを問わない女芸人によるお笑いの大会。ゴールデンの時間帯で放送されるだけでなく、昨年、優勝した3時のヒロインが大ブレイクしたことで、チャンスを掴める大会だと認識されるようになった賞レースです。スパイクは小川が『吉本べっぴんランキング』で2年連続1位になったほど、カワイイと評判。ファッションにも造詣が深いです。一方、松浦は教員免許も持っているため、クイズ番組に多数出演する未来も見えていました。今回の大会で結果を残すことができれば、間違いなく売れっ子の道が見えてきていたコンビだったのです」(芸能ライター)
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スパイクは2008年に結成。2011年には、デビュー3年でパンサー、チョコレートプラネット、ジャングルポケットらが出演していたコント番組『パワー☆プリン』(TBS系)に出演し、知名度を上げたが、番組は2年で終了。2018年には、アイドルグループ吉本坂46に加入し、小川がデビューシングル、セカンドシングルの表題曲である選抜組のセンターに。松浦もデビューシングルのカップリング(POP MONSTER名義)で、3人グループのメインボーカルとなった。
「このほかにも小川は、篠原涼子のモノマネや、ピース・又吉直樹が結成したユニット『さよなら、絶景雑技団』で紅一点メンバーとして重要な役を担うなど、これまでさまざまな活動をしてきましたが、ブレイクには一歩届きませんでした。ここへ来てようやくチャンスを掴んだこともあり、後輩芸人からは応援の声が多数寄せられていました」(同上)
ネットでも、そんな彼女たちの勇姿を観たかったという視聴者から、「スパイクがコロナでTHE W出演見送りになるのは悲しすぎる・・・」「スパイク応援してたから本当に残念。本人達もツラいだろうな また来年、ガンバってほしい」「せめて来年の大会はシードで決勝に出してあげて欲しい」といった声がある。
今回の出来事をバネに、来年以降の賞レースにその悔しさをぶつけてほしいものだ。