この日、番組では3日夜に行われた渡部の謝罪会見について改めて取り上げていた。その中で、坂上は渡部の質問に答える態度について、「よくよく見てみると、あまり明言している発言がないっていうのが、ちょっとリポーターの方々をイラつかせてしまった部分はあるのかなって気がするんですけど」と批判的にコメントした。
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さらに、坂上は「記者が質問してるのって、そんなに数多くないんだよね。みんな言葉は変われど、聞いてること同じなんだけど、答えは限られたワードでの返答しかなかったっていう印象なんだよね」と多くの人が満足できるような答えが言えていなかったと指摘。「さらけ出せない部分がいくつかあったんだけど、本当はさらけ出した方がいい、さらけ出せるものまでさらけ出さない言葉になっちゃった」と渡部が出演する予定だった大晦日の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の情報以外にも、伏せていた部分が多々あったと苦言を呈した。
また、「格好つける暇もない、笑いにもなりにくいって言ったら、やっぱり正直しかなくなるんだよ」と渡部の態度は真摯であることが求められたと発言。「100%正直はあり得ないわけで、2、3割は言っちゃいけないこと、誰かに迷惑が掛かることがあるわけだから、それを隠すためには7割ド正直でいくと、この2、3割が埋もれる、ごまかせる」と言い、「『不倫相手3人以外誰かいるんですか?』って質問も答えられないものではない」と話していた。
しかし、坂上と言えば、会見の翌4日の同番組の中で、渡部に対し執拗に質問したり揶揄したりしたリポーター陣に対し、「なんの正義感か分からないけど、あなたたちにそこまで言う資格があるのか、権利があるのか、人間性そこまですごいんですか? っていうくらい怖さを感じちゃったんですよね」と猛反発。視聴者も困惑していただけに、この日の発言には「なんで急にスタンス変えたの?」「言ってることが違い過ぎてまったく信用できない」「あんなにリポーターにキレたのに、今日はリポーターの質問にちゃんと答えられない渡部が悪い…?」という困惑の声が聞かれていた。
一貫性のない坂上の発言に、違和感を抱いてしまった視聴者も少なくなかったようだ。