この日は、米大統領選や日本学術会議任命問題、日本のカジノ建設など、最後まで政治の話で終始。トークは橋下氏の独壇場となり、東野はおろか、MCであるはずの立川志らくまで口も挟めない状態だったのだが、そんな中でも東野はなんとか存在感を示した。
例えば、大統領選の郵便投票について討論されていた時、橋下氏が「郵便投票を日本でやって僕が当選したら、メディアはめったくそ批判してくる」と述べると、東野は「橋下さんの場合、普通に当選してもめったくそ言われると思います」とツッコミ。
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この後も、橋下氏への攻撃を緩めない東野。自治体がセンチュリーなどを公用車として導入し、税金の無駄遣いと言われているニュースが紹介された際には、橋下氏がツイッターで「地方自治体の首長の公用車ばかりメディアは取り上げるけど本丸は国会議員の公用車」と投稿したことを取り上げて、「(橋下氏が立ち上げた)日本維新の会から議員をたくさん国会に送って、その方がグリーンとかファーストクラス、ビジネスに乗ってるのに、橋下さんは東京にエコノミーで行ったという恨みつらみがあったわけでしょ」と毒舌。
政党別に黒塗りの公用車の所有台数が公開された際、東野は「(22台持っている)立憲民主党もなかなかだけど、維新も2台あるんですよ」と追及。これには橋下氏も「いや関係ないですから今」と嫌そうに返し、「維新もそうだけど、野党が自分たちで『使わないよ』って言わないと」と、野党全体の話に論点をすり替えていた。
この後も何とか橋下氏のマシンガントークの隙間で、自分の主張を述べていた東野だったが、エンディングで国山ハセンアナウンサーから感想を求められると、「めちゃめちゃしゃべりたかったけど、やっぱり橋下さん嫌いだなと思って」と不満爆発。「しゃべり倒すし、僕ら人が優しいから『もう締めてください』というカンペが出ると黙っとこうと思うけど、(橋下さんは)やめないでしょう」と一撃。
最後に、ハセンアナから「また来てください」と求められると、「来ませんよ」と拒否し、「センチュリー呼んでください!」と叫んでいた。SNS上では「東野さん、最後によう言ってくれた!」「毒もキバもないロンブー淳より 東野の方が断然面白い。 最初から見てればよかった。 このまま東野にならんかな」など、おおむね好評だったようだ。今後の出演は、果たしてあるのだろうか?
記事内の引用について
橋下徹氏のツイッターより https://twitter.com/hashimoto_lo