>>橋下徹氏、中曽根元首相の9643万円合同葬に「額の問題ではない」 共感の声集まる<<
そこで、中曽根康弘元総理大臣の内閣・自由民主党合同葬儀に関する話題になった。17日に行われた葬儀に、およそ9600万円もの国費(税金)が投入されたことや、各国立大学へ弔意を示すよう要請があったことなどが議論を呼んでいた。
これに対し、橋下氏は「大阪でやってきた(ように)政治と行政を区別していかなければいけない。なんとなくの感覚でそういう時代認識になっていていると思うんです」と持論を述べた。かつて高度経済成長期は、長い間、与党が自民党であり、政治と行政の一体化がなされていたが、「二大政党制を前提として、激しく(政権を)争うようになってきた時に、自民党の中曽根さん(の合同葬)に賛成する人もいれば反対する人もいる。自民党支援者がちゃんと弔意を示せばいいだけで、自民党に関係ない人は何で中曽根さんに弔意を示さなければいけないんだと。それが健全な姿だと思いますね」と話した。同じく政治と行政がごっちゃになりトラブルになった例として、桜を見る会も挙げていた。これには、ネット上で「確かに区別は大事かも」「何となくでやってきたっていうのはあると思う」といった声が聞かれた。
さらに、辛坊氏は「民主主義のシンボルであるところの総理大臣が死んだ時に、国費を使って葬儀をやることにそんなにネガティブじゃない。ある程度ルール化したらいい。内閣総理大臣が死んだ時のルールがどこにもない」と指摘すると、橋下氏も「菅政権の時にルール化をやったらいいと思う」と共感していた。元々気心の知れた二人とあって、突っ込んだ話が次々と飛び出す放送となった。