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阪神・ボーア、球団史に残る助っ人だった?「本当に切っていいのか」1年での放出に疑問の声相次ぐ

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 昨オフ、年俸2億6000万円(推定)の単年契約で阪神に入団したボーア。6日、そのボーアの今季限りでの退団が濃厚と複数メディアが報じた。

 2019年12月に阪神に入団した来日1年目のボーアは、5日終了時点で「.243・17本・45打点・80安打」といった成績をマーク。だが、報道によると球団はこの数字を年俸に見合ったものでないと判断し、自由契約とすることを決断したという。

 また、ボーアは左ふくらはぎ痛を完治させた2年目助っ人・マルテと入れ替わる形で10月22日に二軍落ちとなったが、一軍の全日程終了を待たずに今週末にも帰国する見通しとのこと。そのため、前述の成績が変動する可能性もほとんどない状況となっている。

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 ネット上には「2億以上もらってこの成績なんだからクビは妥当」、「走塁・守備ミス多かったし、そもそも一塁しか守れないからコストパフォーマンスは悪い」、「浮いたお金で大野(雄大/中日)とかのFA獲得を狙う方がよっぽど有意義」といった反応が多数寄せられている。

 一方、「1年目としてはトップクラスにホームラン打った助っ人を本当に切っていいのか」、「もう1年は残しておいた方がいい、どうせロクな新助っ人見つけられないんだから」との疑問や反発も複数挙がった。

 「阪神が2億6000万円(推定)の年俸で獲得したボーアですが、セ・リーグでは広島・鈴木誠也(2億8000万円/同)、中日・大島洋平(2億5000万円/同)といった選手が同クラスの年俸となっています。今季、鈴木が『.297・25本・74打点・126安打』、大島も『.315・1本・30打点・144安打』と結果を残していることを考えると、ボーアの成績は年俸と不釣り合いと捉えられても仕方ないところでしょう。ただ、本塁打数で見るとボーアの17本は、2000年以降に阪神に加入した助っ人(初来日選手のみ)の中ではマートン(2010)と並び歴代3位タイの数字でもあります。阪神は助っ人打者を1年ごとにとっかえひっかえするなど戦力発掘に苦戦している状況が長らく続いていますが、最近ではかなり当たりの部類に入るボーアを1年で見切ることに不安を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター)

 マーリンズ(2014-2018)、フィリーズ(2018)、エンゼルス(2019)でプレーしたMLB時代に通算92本塁打をマークした実績を持っているボーア。その長距離砲のわずか1年での退団に、阪神ファンの間でも賛否が分かれているようだ。

文 / 柴田雅人

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