この日、番組では「DASH島」の企画でタコを釣るため、海岸へと出かけた。タコは警戒心が強いため、船に乗っておびき寄せるだけでは捕獲が難しいため、両岸に2人の人物を配置し、船をコントロールする作戦に。
「DASH島」には、TOKIOから城島茂、松岡昌宏、後輩ジャニーズからはSixTONESの森本慎太郎とAぇ!groupの草間リチャード敬太の計4人が参加していた。
>>立ち直るためにメンバーたちの“救いの手”が必要な元TOKIO・山口達也容疑者<<
ロープを持つ担当は体力的にも相当にハードなため、公平にじゃんけんで決めようとなったのだが、この時、番組では今年9月13日に放送された同「DASH島」での一場面がインサートされた。
この時の放送では、TOKIOの国分太一と松岡と後輩ジャニーズの2人が池で網を広げる作業をする際に、冷たい池の中に入る人物をじゃんけんで決めることになった。
だが、池に入りたくない国分と松岡は「最初はグー」という掛け声の時にわざとパーを出して、後輩2人を池の担当にしようとしたのだ。
この時の模様は、ネットニュースなどで「TOKIOの後輩に対するパワハラがひどい」「こんなパワハラ先輩は嫌だ」「体育会系のノリなんだろうが見てて不快だった」という声が相次ぎ、プチ炎上状態になっていたという。
そして今回の「DASH島」では、前回の反省を活かし、「正々堂々とじゃんけんする」ことが松岡の口から発せられたのだが、逆に深読みしすぎた後輩2人が「最初はグー」でチョキを出してしまったため、負けとなり後輩2人はロープ係となった。
松岡は勝利したのがよほど嬉しかったのか、「よし!下々(しもじも)!ロープ張れ!」と命令口調で指示したのだ。
この展開はもちろん、「パワハラ疑惑」を逆手に取ったギャグなのだが、仮にも自分の後輩タレントを「下々」と呼んだことに対しては、「ノリはわかるけど『下々』はさすがにひどい」「後輩は手下扱いかよ」「やはり松岡は口が悪すぎる」と新たな火種を生んでしまったようだった。
来年、TOKIOは長瀬智也が脱退し3人となり、メンバーが取締役を務める株式会社TOKIOを設立する予定であり、『ザ!鉄腕!DASH!!』も今後、多くのジャニーズの後輩が手伝う機会も増えると思われる。それだけに、固定のファンが付いている後輩に対しての接し方は、「トップ」ならもう少し考え方がいいと思うのだが……。