太田光は、裁判の一週間ほど前に、久しぶりに同じ事務所所属の橋下徹氏からメールが届き「質問にはイエスかノーでいいです。くれぐれもボケないで下さい」とアドバイスが書かれていたものの、「ああ、これフリかな」とわざと勘違いしたという。これには、田中裕二から「フリなわけねえだろ」と鋭いツッコミを浴びていた。
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太田は前日に打ち合わせをした担当弁護士から「当日は裁判所の入口に取材陣がいるから『裏口』から入ります」とさらっと話され、はからずも「裏口入学」ネタにかかってしまった。これには、田中も「何の裁判やろうとしてんだ、こっちは」と苦笑気味。こういう偶然はほかにもあったようだ。
裁判中に「刑事訴追の恐れがあるため、証言を控えさせていただきます」と太田が発言したが、森友学園問題で証人喚問を受けた前国税庁長官・佐川宣寿氏のフレーズを意識したボケながら、法廷の空気は「マジな感じになっちゃった」と振り返っていた。
こうした裁判での振る舞いは、一部メディアでは「法廷侮辱」とも報じられているが、太田はこれにも「一切そんなことはないし、中身はふざけてませんから」「真面目に話しているようでいて、全部嘘ついてる奴だっている。それは法廷が判断する。傍からとやかく言われる筋合いはない。人間はそんな単純なものじゃない」と真面目なトーンで反論。ただ、太田夫人で、所属事務所タイタンの太田光代社長は、最前列で裁判を傍聴していたが、太田がボケたあとに顔を見ると「鬼の形相」で、太田は「これはやばいと思って、それから一切傍聴席見なかった」と裏話も披露された。
ネット上では「裁判の裏側話面白いな」「やっぱり太田のアツい話、もっと聞きたい」といった声が聞かれた。裁判すら楽しもうとする太田の芸人魂が窺える放送となった。