>>爆問太田、劇団ひとりに「お前一緒にやってたらしいな」 伊勢谷友介との関係性を指摘?<<
もっとも太田にハマった芸人と言えば、劇団ひとりではないだろうか。9月15日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)では、ビートたけしのモノマネに始まり、妻の大沢あかねの見た目をイジる太田に応戦。彼が得意とする憑依的なキャラ芸が全開となった。さらに、8日深夜に出演した伊集院光も、最初は冷静なトーンであったものの、太田に乗せられるまま、TBSラジオの上層部への苦言を口走るなど毒舌が飛び出した。“バケモノ”とも言われる太田に対し、「目には目を、歯には歯を」で、あえて暴走していった彼らの評価は高い。
一方で、太田の暴走を受け身で流してしまった、アンガールズやウエストランドは、劇団や伊集院に比べれば、パンチが足りないと言えるだろう。特にウエストランドは、田中の妻の山口もえのコロナ感染が発覚し、8月25日深夜に急きょ登板となったため、うまく結果を残せなかったと言えるだろう。
ただ、太田を前に示す、受け身な姿勢が必ずしも悪いわけではない。8月30日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演したずんの飯尾和樹は、決して場を乱さない謙虚なポジションで、適度にボケを挟みつつ、見事に番組進行を成し遂げた。
さらに、「サンジャポ」終わりの、日曜午後のラジオ『爆笑問題日曜サンデー』(TBSラジオ系)には、中山秀征、古舘伊知郎、渡辺正行など、もはやレジェンドとも言える芸能人が次々と出演し、こちらは「この組み合わせは絶対楽しい」「ずっと聴いていたい」と評判は上々だった。
やはり、太田の暴走をどうかわしていくかが、芸人、芸能人としての力量が問われるところだと言えるだろう。