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爆笑問題太田、前回の田中不在時も活躍、ピンチこそ本領発揮か?

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爆笑問題・太田光

 爆笑問題の田中裕二の新型コロナウイルス感染が8月26日に発覚した。夫人の山口もえの感染が前日の25日に発表され、田中は25日深夜放送のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)の収録を欠席。番組には電話出演をし、26日にPCR検査を受けると話していた。今後は最低でも2週間程度は、番組収録などを休むものと見られる。そこで注目なのが、相方の太田光の動向でああろう。

 ​>>山口もえ感染で夫・爆問田中がラジオ欠席 「濃厚接触しちゃった?」太田の質問にいつものツッコミ<<​​​

 田中は2000年に睾丸摘出手術を受け、「片タマ」となった。当時は伏せられていたが、実際は悪性腫瘍のがんであったことがのちに明らかになっている。この事実は太田に伝えられていた。お笑い芸人にとって深刻な話題は、タブーとも言える。太田は寝ないで必死にネタを考え、翌日の会見で「ミミズにションベンをかけた」といった話でボケ続けた。太田はここで笑いを取らなければ、爆笑問題が終わってしまうとも思っていたようだ。とにかくお笑い芸人にとってマイナスとなる要素を、太田が必死の努力で取り除いたと言えるだろう。

 そんな太田は、田中の不在をサポートする役目に回っており、26日には田中がレギュラーを務める『秘密のケンミンSHOW極』(日本テレビ系)への収録参加も伝えられている。こうした仕事に、所属事務所タイタンの社長で太田夫人の光代氏は「ウキウキしている」とコメント。ピンチをチャンスに変える展開でもあり、太田にとっては心地よいプレッシャーでもあるのかもしれない。

 太田は2011年に亡くなった立川談志さんから、「何があっても田中は絶対に切るな」とも伝えられていたという。やはり2人揃ってこそ爆笑問題だと言える。睾丸摘出時は田中は手術から1週間未満で復帰しているが、今回は2週間程度と長丁場となる。田中復帰まで太田がどう切り抜けるのかは腕の見せ所でもあろう。

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