同誌は2018年8月発売号で、「爆笑問題『太田光』を日大に裏口入学させた父の溺愛」と題した記事を掲載。12年に亡くなった太田の父・三郎さんが日大に800万円を渡したと報じていた。
>>爆笑問題太田、前回の田中不在時も活躍、ピンチこそ本領発揮か?<<
太田側は、「虚偽の記事を掲載された」として、発行元の新潮社に約3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求め、東京地裁に提訴していた。
18年10月に第1回の口頭弁論が行われ、その後は和解交渉が行われたが決裂していた。
「第1回口頭弁論で太田の代理人が明かしたところによると、名誉毀損に加え、中づり広告に爆笑問題の写真を掲載され、名前や写真から生じた利益を独占できるパブリシティー権の侵害に当たるとして、約2000万円の損害が生じたことを主張。さらに、日大側にも事実でないことは確認したことを明かしていたので、圧倒的に新潮社側が不利。しかし、同社側は請求棄却を求めている」(芸能記者)
各紙に対して、太田の妻で所属事務所社長の太田光代氏は、「太田の父は亡くなっていますがハッキリさせます。3年越しの戦いです。今までは弁護士さんに任せてきましたが、今度は太田も出廷します」、「(10月1日は)私も行きます。中づり広告で被害も大きかった」と怒り心頭のコメントだ。
「通常、名誉毀損の訴訟で被告が敗訴した場合、認められるのは請求額の10分の1ほどの場合が多いが、今回はパブリシティー権の侵害もある。それも認められた場合、かなり高額の支払いが命じられることになりそうだ」(同)
太田本人の法廷での発言が注目される。