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本作は2019年7月に放送された『ルパンの娘』(フジテレビ系)や、2012年に放送された『再会』(同)の原作者であるミステリー作家・横関大氏による小説が原作の実写ドラマだ。異母兄弟である生真面目なキャリア刑事・神崎隆一(山田涼介)と直観力に長けた破天荒な先輩刑事の黒木賢司(田中圭)がバディを組み、東京・池袋で起こる誘拐や立てこもり、殺人などの難事件を解決していく
――というストーリーである。
※以下、ドラマ・原作のネタバレ含む
第2話では、池袋署管内の美容室オーナー宅で起こった強盗殺人事件がメインとして描かれた。重要参考人である美容室従業員・芳村敏生(神尾楓珠)は犯行を否定していたが、突如として自白を始め、神崎たちは違和感を覚える。その後、捜査を進めていくうちに、新犯人が美容室の店長・小坂晋也(遠藤雄弥)であることが発覚。芳村と小坂は同じ少年院出身で、芳村は小坂をかばうために犯人を装っていたのだ。小坂は自白し、事件は解決するのだった。
原作と比較すると、第2話はおおまかな筋書きが同じものの、ところどころ異なる設定が描かれた。原作では、事件が起きたのは美容室ではなくホストクラブで、犯人は芳村だった。原作とは異なる設定のドラマに対して、原作ファンからは「原作はホストとか、池袋のアングラな感じとかを描いていたけど、ドラマはおしゃれな感じがして見やすい」「原作の第1章を2話に持ってきたのは意外。原作に添いつつ、1時間以内にきちんとまとめてるのすごいな」「原作読んだけど、事件の舞台も犯人も違うから、予測できなくて面白い」という声が集まっている。
一方で、黒木を演じる田中の演技については、「田中圭の顔芸はちょっとやりすぎ。コミカルなのはいいけど、原作みたいにもうちょっとハードボイルドな感じがほしい」「黒木、原作ではもっとかっこよくて飄々としてるのにな」という不満の声も挙がっている。
本日25日放送の第3話では、池袋署管内で発生した老人を狙ったアポ電強盗事件がメインとなっている。今後も原作との違いや、原作ファンからの反響に注目していきたい。