>>放送開始の『キワドい2人』、ライバルは『ルパンの娘』? 共通点とファンが不安視する大幅な設定変更とは<<
本作は2019年7月期の『ルパンの娘』(フジテレビ系)や、2012年12月に放送された『再会』(同)の原作者、横関大氏による小説が原作の実写ドラマだ。異母兄弟である生真面目なキャリア刑事・神崎隆一(山田)と直観力に長けた破天荒な先輩刑事の黒木賢司(田中圭)がバディを組み、東京・池袋で起こる誘拐や立てこもり、殺人などの難事件を解決していく――というストーリーである。
※以下、ネタバレ含む
第1話では、ガールズバーの女性店員・氏原彩乃(関水渚)が社長令嬢の女子高生・萱島麻衣に成りすましたところ、誘拐されてしまい、神崎と黒木が協力して捜査を進める。捜査の末、水族館で誘拐犯と彩乃を見つける2人。しかし、誘拐事件は彩乃と犯人が身代金目当てで企てた自作自演だった。彩乃は麻衣の父親が経営する会社に恨みを持っていたのだ。その後、誘拐犯と彩乃は警察に逮捕されるのだった。
第1話で、綾乃を乗せた犯人の車を神崎と黒木が走って追いかけるシーンや、誘拐犯が警察に囲まれた際に、水族館の水槽に彩乃を突き落とし、神崎と黒木が飛び込んで助けるシーンに視聴者からは「車を走って追いかけるシーン、MIU404を思い出した」「バディものっていうのもそうだし、どっちかが真面目でどっちかが破天荒っていう設定もMIU404と似てるよね」「MIU404で岡崎体育がゲスト出演した回で、警察2人が水槽に落ちるシーンあったよね?オマージュだったりするのかな?」と前クール、同枠で放送された『MIU404』(TBS系)との類似点を指摘する声が出た。
星野源と綾野剛がW主演を務めた『MIU404』は、理性的な星野と、破天荒で肉体派の綾野の捜査隊員2人がバディを組んで難事件を解決するというストーリー。本作との類似点はあるものの、ほかの視聴者からは「MIU404はアクションシーンがちょっぴり地味だったけど、このドラマは爆発シーンとかもあって派手な感じだからすごく見ごたえがある」「原作とは違う設定だけど、バディ同士が異母兄弟っていうのもまた、“バディモノ”の中では珍しい設定だよね」「MIU404はバディが両方とも塩顔だったけど、キワドい2人は正統派美形と塩顔の対比があって見やすい」という声も集まっている。
番組終盤では、神崎と黒木が異母兄弟であることが判明し、黒木が神崎に「俺はあんたを許さない」と言い放つシーンが描かれた。果たして、2人の関係性は今後どのように変わっていくのだろうか。今後の展開に注目したい。