男は12日午前11時半頃、車線変更した前方の車に立腹し、言い争いに発展。男が車を蹴り立ち去ろうとしたため、被害男性はドア付近に手をかけ止めようとする。しかし、男はそのまま車を発進させ、被害男性を数メートル引きずった。
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被害男性は腕や足を擦りむく軽いけがを負う。そして、男は殺人未遂容疑で逮捕された。警察は現在、容疑者の認否を明らかにしていない。逮捕された男が勤務する浜松市は、13日に謝罪するとともに、「厳正に対応し、速やかに処分してまいります」とコメントしている。
また、男の素性については、普段は介護事務を担当し、非常に寡黙で真面目だったとのこと。そして普段、通勤でも自動車を使っていなかったそう。ハンドルを持つと人が変わってしまう人間だった可能性が高いようだ。
男の行動と浜松市が語った素性に「ハンドルを持つと人が変わる人間だったのだろう」「寡黙な人間は、一度頭に血が上ると止められなくなる火山噴火型だと思う」「黙っている人間は自分の感情や意見を言葉にできない。だからこんな行動に出る」との指摘が出る。
一方で、「男の行動は良くないけど、強引に割り込んだと思われる被害男性にも非があるのではないか」「どっちもどっちじゃないの? 喧嘩両成敗にするためにも、容疑者は冷静でいるべきだった」「怒ったら負け。市から真面目で寡黙と言われてる人間がこれだけ怒るということは、無茶苦茶な運転をされたんだと思う。かわいそうだ」と容疑者の男に同情的な声も出た。
男の行動は殺人未遂であり許されるものではないが、全ての発端は被害男性の割り込み運転とも言える。