事件が発生したのは堺市中区の病院。泌尿器科を訪れた72歳の男が、今後の治療方針などについて相談していたところ、突如激昂。自宅から持ってきた金槌を取り出し、43歳男性医師の頭を複数回殴った。
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男は通報を受けた警察官に取り押さえられ、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕される。殴られた男性医師は重傷を負ったが、命に別状ないという。犯人の男はこれまでにも43歳医師の診察を受けていたそうで、警察の取り調べに対し、「治療方針や方法が日頃から気に食わなかった」と話しており、強い殺意を持っていたと思われるが、「殺すつもりはなかった」とも話しているという。
「治療方法が気に入らないなら別の病院に行けばいいだけ。殺そうとするのはありえない」「頭をハンマーで殴っておいて殺すつもりはなかったって意味がわからない」「応召義務をなんとかしてほしい。医師の負担が重すぎる」「間違えば訴訟、真面目に診察しても『気に入らない』と殺されかける。本当に酷い」と怒りの声が上がる。
また、「電子カルテ入力のためパソコンを操作して全く患者を見ていなかったのかも。もう少し患者に注意した方がいい」「男の行動は良くないけど医者の中にも患者に高圧的だったり、何も考えていないと感じる人間もいる。態度が悪かった可能性もある」「医師ももう少し患者に優しくしてもらいたい」と、医師の行動を疑問視する声もあった。
様々な声が上がっているが、「治療が気に入らない」という理由で医師を金槌で殺そうとするのは重罪である。不満を持っているなら、もっと違う方法で訴えるべきだった。