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ノア潮崎豪がGHCヘビー防衛、8.10横浜文体でGHCナショナル王者の拳王と二冠戦実現!

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拳王、潮崎豪

 プロレスリング・ノアは、旗揚げ20周年記念興行『DEPARTURE 2020 day2』を5日、東京・後楽園ホールで開催した。

 前日に後楽園で行われた前哨戦で、潮崎豪からパーフェクトキーロックでギブアップ勝ちを収めた丸藤正道は「潮崎、WE ARE REAL NOAHだ!明日、がっちりやろう。お前はその手で自信と、俺はこのノアで20年間築いてきたプライドを賭けて、試合しよう!」と叫んだ。

 プロレスリング・ノア旗揚げから丸20年、GHCのテーマが流れた後、先に入場したのは当時20歳だった挑戦者の丸藤。続いて、創設者である故・三沢光晴さん最後のパートナー潮崎が入場した。

 試合開始のゴングが鳴らされ、しばし距離を取っていたが、両者はガッチリ握手を交わしてから、じっくりとした探り合いに。前哨戦で繰り広げられた逆水平チョップ合戦の傷跡が、2人の胸板にはどす黒く刻まれており、潮崎の逆水平で、丸藤は胸から出血するが、前日にパーフェクトキーロックを決めた左肘に狙いを定め厳しい攻めを見せる。潮崎は肩から腕にかけてテーピングをしており、前哨戦で食らったダメージは大きかったようで、蹴りのバリエーションから雪崩式不知火で追い込むと、グランド式コブラクラッチ、ローリングキーロックからパーフェクトキーロックへ。潮崎は何とかロープにエスケープする。

 逆水平で形成を逆転したい潮崎を虎王、丸藤はトラースキックでこれを遮断。さらに、真・虎王を決めるもカウントは2。潮崎は連発を狙う丸藤を担ぎ上げると、三沢さんの必殺技、エメラルド・フロージョンを炸裂させて、お互いの手を握り合って、逆水平チョップのラリーへ。すると、潮崎はローリングエルボー、再びエメラルド・フロージョンから豪腕ラリアットもカウント2。ここが勝機と見た潮崎は、師匠である小橋建太さんの必殺技、ムーンサルトプレスを決めてカウント3。潮崎が3度目の防衛に成功。丸藤はベルトを潮崎に渡してからリングを後にした。

 丸藤と入れ替わるかのように、GHCナショナル王者の拳王が登場。「潮崎!GHCヘビー級防衛おめでとう!だがな、ノアに一番強い奴は二人もいらねぇ。俺とお前のベルトを賭けて、プロレスリング・ノアに一番強い奴を決めようじゃねぇか!」とアピール。潮崎は「よーし!やってやるよ!横浜文体!そのベルト持って来い!」とダブルタイトルマッチを受諾。バックステージで潮崎が「GHCに挑戦するだけでない彼の覚悟。ノアに強い奴は2人もいらない、その覚悟しっかりと受け止めました」と二冠戦を受諾した理由を話すと、拳王は「横浜文体の後にはGHCヘビー、GHCナショナルの二冠王になるこの俺、拳王について来い」とかなり自信がある様子。8.10神奈川・横浜文化体育館大会でGHC頂上決戦が実現することになった。

◆プロレスリング・ノア◆
『DEPARTURE 2020 day2』
2020年8月5日
東京・後楽園ホール
▼GHCヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○潮崎豪(30分56秒 片エビ固め)丸藤正道●<挑戦者>
※ムーンサルトプレス
※第33代王者が3度目の防衛に成功

(どら増田)

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