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『ハケンの品格』、他人のPCを覗き見し情報拡散? 非現実的なシーンが物議もファンには嬉しい展開に

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小泉孝太郎

 水曜ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)の第7話が29日に放送され、平均視聴率が13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第6話の12.1%からは1.0ポイントのアップとなった。

 第7話は、AIが打ち出したリストラ候補に東海林(大泉洋)が入っていたことにショックを受ける里中(小泉孝太郎)は、そのことを東海林には言えず思い悩む。そんな中、宮部社長(伊東四朗)は、会社挽回の一手だと以前里中が提出した、S&F社直営のコンビニを作る企画書を差し出し、AIの力も借りて成功すればリストラをする必要もなくなると言い――というストーリーが描かれた。

 ​>>『ハケンの品格』大泉洋の復活で「ようやく満足」の声 一方、物議となったセリフも<<​​​

 派遣社員の給料が手取り9万円台など、現実離れした演出がたびたび困惑を集めてきた本作だが、今回もツッコミどころがあったという。
 「里中や春子(篠原涼子)がコンビニ事業に取り組む中、東海林がうっかり里中のパソコンを見てしまい、リストラ候補について記されたリストを発見。その中で、東海林ほか多数の社員がリストラの候補となっていることが部署内に知れ渡ってしましました。それを知った社員たちはコンビニのパイロット店舗づくりにも身が入らず。投げやりになって適当に捨てた段ボールが、ちょうどむき出しになっている電気ケーブルと接触して火事を起こしてしまい、翌日の完成披露会が絶望的になる、という状況が描かれました。しかし、その社員たちは謝罪もせず部署に戻り、『取りあえず仕事やってる振りだけでもしますか』などと言う始末。視聴者からは『なんのお咎めないってありえないでしょ』『社内で火事なんて社長も介入するし、原因突き止めるのが普通』『そりゃあこんな無能だったらクビになるわ』という困惑の声が聞かれました」(ドラマライター)

 一方、シリーズファンが喜ぶある展開もあったという。
 「終盤、里中が社長の前で独立を宣言しましたが、その後、東海林の前で春子に対し、『一生同じ方向を見て歩いて行きたいんです。公私ともに僕のパートナーになってください』とプロポーズ。実は東海林が、ずっと春子に想いを寄せており、二人が結ばれることを願っていたファンも多くいたことから、このまさかの展開に大盛り上がり。『ここで里中が来るとは…!』『東海林の前でプロポーズってすごい展開!』といった声が多く聞かれました。とは言え、一部からは『お仕事ターンがつまらないから恋愛重視になったのか?』といった冷静な声も。興奮の裏では複雑なファンの気持ちも聞かれていました」(同)

 次回が最終回となる本作。果たして、どういったラストが描かれるのだろうか。

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