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『ハケンの品格』、“ハケン差別”の実態描くも前作と同じ?「続編必要あった?」厳しい声も

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篠原涼子

 水曜ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)の第2話が24日に放送され、平均視聴率が11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第1話の14.2%からは2.3ポイントのダウンとなった。

 第2話は、S&F社が老舗の人気蕎麦店「京橋庵」とコラボ商品を開発することになった。斬新な企画を考えようと張り切る新人ハケンの小夏(山本舞香)。宮部新社長(伊東四朗)の「社員偏重主義」に逆に闘志を燃やした小夏は、周囲が止めるのも聞かず浅野(勝地涼)の提出企画の中に、数合わせで自分の企画をまぎれこませてもらうことに成功し――というストーリーが描かれた。

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 前作から視聴してきた作品ファンの多くは、この日のストーリーに疑問の声を寄せているという。
 「本来は正社員しか許されないはずの企画コンペに派遣社員が自身の企画を出し、結果それが先方に気に入られてしまうというストーリーとなっていましたが、実はこの展開、前作の第7話とほとんど同じ流れ。前作では『派遣は企画書を出す必要がない』と言う春子(篠原涼子)の制止を振り切り、派遣社員の森(加藤あい)が社内コンペに提出した企画が評価されるというストーリー。森にコンペに出すよう勧めた里中(小泉孝太郎)は、上司から企画を里中の名前で出すよう指示され、森もほかの正社員から『でしゃばるな』と責め立てられ、あわや派遣切りのピンチを迎えるという展開でした。今話も企画提出を巡る派遣差別や、こっそり提出した派遣の企画が評価される流れは全く同じ。視聴者からは『ネタ切れ早すぎる』『同じ展開って制作にはプライドないの?』『同じことしか描かないなら続編必要あった?』といった厳しい声が聞かれてしまいました」(ドラマライター)
 
 また、厳しい声が集まった理由の一つには、直前まで放送されていた再放送も関係しているという。
 「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、放送開始が2か月遅れた本作ですが、放送延期期間には第1シリーズを再放送していました。再放送で前作を観ていなかったドラマファンを取り込むことに成功し、第1話では14.2%という高視聴率を記録できた一方で、前作と同じ展開という“手抜き”を視聴者が見つけやすくなってしまったのも事実。『再放送で視聴者の記憶も鮮明なのによくやるよな…』『既視感しかない』という呆れ声も集まってしまっていた」(同)

 これも新型コロナウイルスの影響なのだろうか――。

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