第4話は、自宅のゴミを会社でこっそり捨てようとする井手(杉野遥亮)の世間知らずぶりに、困惑する一同。大前春子(篠原涼子)は注意するが、宇野部長(塚地武雅)から「新入社員の教育は社員の役目」だと釘を刺される。実は井手は、S&F社との最重要取引先の創業者の三男で、コネ入社の上、特に贔屓にされており――というストーリーが描かれた。
>>「先輩方を見習って」の声 主役よりデカい態度の山本舞香に視聴者不快感『ハケンの品格』の“品位”を落とす?<<
人気ドラマの続編なだけに期待が集まっていた本作だが、今話でも視聴者から困惑が集まる場面があったという。
「冒頭、派遣の小夏(山本舞香)が4月分の給料の少なさを嘆くシーンがありましたが、そこで披露されていた、給料明細に記されていた手取り金額は9万3514円。都内の一人暮らしの場合、とても生活できない金額となっていました。とは言え、出勤日数は13日、終業時間は98時間で、給料自体は13万7200円で時給1400円と特別低くはありませんでしたが、これまで週5日出勤していると思われていただけに、視聴者からは『いくら派遣でも手取り9万円はない』『フルで出勤すらできずサービス残業もやらされてなんで続けてるのか?』『派遣とは言え、手取り9万って現実知らない人が作ったドラマとしか思えない』というツッコミが殺到。困惑の声を集めてしまいました」(ドラマライター)
そのほかにも、春子が井手を注意するために包丁を振り回したり、いなくなった井手を営業部総出で探すといった現実離れしたシーンもあったが――。
「そんな中、作品ファンが“希望の光”としているのが、第5話から本格的に出番の増える東海林(大泉洋)の存在。旭川支社に転勤しているという設定でしたが、本社に戻ってくることとなり、必然的にシーンも増えることとなります。第1シリーズで人気を博していた春子と東海林の掛け合いですが、実は大泉洋が出演する舞台のスケジュールが撮影と被る関係で前半の出番がなしに。新型コロナウイルスの影響で舞台や撮影の日程はズレたものの、調整の結果、後半からの出演が可能となったようです。視聴者からは『めちゃくちゃになってるのを東海林になんとかしてほしい』『東海林が出るなら多少ツッコミどころあっても許せる』『つまらなかった雰囲気を変えてくれ』といった期待の声が。人気キャラなだけに、作品ファンからは喜びの声が殺到しています」(同)
果たして、東海林は視聴者からの不満を解決することができるのだろうか――。