事の発端は、あるネットユーザーが「高須院長は署名を提出リコール請求しましたが棄却されている」などとツイートしたこと。この件に対し、別のTwitterユーザーが「本当ですか?」と高須氏に確認を入れたのだ。
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これに対し、高須氏は自身のTwitterアカウントで「僕の言葉のみが真実です。7月31日(金)にリコール請求の署名集めに必要な書類を選挙管理委員会に提出します。許可がおり次第、大村愛知県知事リコール請求の署名集めの開戦です。開戦の合図をお待ちください」と棄却の事実を否定する。
さらに、「今日高須病院で多くの人から『先生、リコール成功しなくて残念だったね』と声をかけられた。これから本番になる大村愛知県知事リコールを阻止しようとしている勢力がなりふり構わずデマを流している。僕は凄く怒っています。戦いはこれから始まります。愛知県の皆さんにお知らせください」と怒りを見せた。
大村知事のリコールについては、「あいちトリエンナーレ2019」の昭和天皇の御影を燃やす、日本が軍による強制連行は事実無根と主張する慰安婦像を「公費で展示した」ことに憤る人々からは賛成の声が上がっているものの、リコールを反対する勢力も存在する。
リコールに「反対する・しない」は、愛知県民1人1人の意思であり自由。しかし、まだ審判が出ていないにも関わらず、「棄却した」とデマを流すことは、好ましくないと言わざるを得ない。ネット上では「高須氏の怒りは当然」と考える人が多かった。