ところが、主役の仲間由紀恵を筆頭に、不良学生役で松本や小栗旬、脇役で松山ケンイチや上地雄輔、芸能界の第一線から退いた成宮寛貴や伊東美咲などが出演していたため、反響が大きく、ゴールデンタイムで2ケタ視聴率をキープ。「ハケンの品格」開始後も曜日や時間帯を変えて、最終話まで放送された。
松本は、コロナ禍による再放送ラッシュで大忙し。日テレ系は「ごくせん」、フジテレビ系は「失恋ショコラティエ」、TBS系は「99.9 -刑事専門弁護士-」がほぼ同時期にオンエア。いずれも、高い数字をたたき出した。
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“持っている男”マツジュン。プライベートでは交友関係が広すぎるため、アクティブなイメージが強い。しかし、意外なラジオのヘビーリスナーでもある。大人気講談師・神田伯山のTBSラジオ「問わず語りの神田伯山」を聴いているというのだ。放送作家が言う。
「昨年、ファンクラブ会員に向けた会報でリスナーであることを明かしました。それを読んだファンがラジオにハガキを送り、伯山(当時は松之丞)本人が耳にすることとなりました」
2人の親密な関係が明らかになったのは、昨年10月下旬。同年4月にオンエアされた「嵐にしやがれ」(日テレ系)に、松之丞がゲスト出演。櫻井翔がホストを務めるコーナー「隠れ家ARASHI」に招かれ、「マツジュンさんと同じ35歳です」という自己紹介ジャブを放った。
この収録前に楽屋挨拶をしたのは、松本の方だった。初対面だったが、松本はラジオを聴いている旨を伝え、「好きです」とアプローチしている。しかし松之丞は、この事実をひた隠し。半年後、松本発信で明かされたことによって、ラジオで意図的にハガキを採用した。
ラジオパーソナリティーとヘビーリスナーの関係性にある2人がその後、プライベートで親睦を深めたという朗報は漏れ伝わってこない。しかし、マツジュンは昨年から嵐のみならず、後輩たちの舞台演出に関わっている。ジャニーズ×講談という初の演出を虎視眈々と狙っているのか……。その可能性も、ゼロではない!?
(伊藤由華)