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「ネット右翼に一矢を報いよう」33歳男、靖国神社のトイレに武漢を誹謗中傷する落書きをして逮捕

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画像はイメージです

 靖国神社のトイレに中国・武漢市を中傷する書き込みをしたとして今月3日、江戸川区に住む33歳の男が逮捕された。その行動と言い訳に怒りの声が上がっている。

 報道によると男は5月4日、東京都千代田区の靖国神社に設置された2カ所のトイレの壁に「武漢人を皆殺しにしよう」「なんで靖国神社なのに韓国語の案内出してんだ」などと筆記用具で書き込み、さらに壁を壊すなどした。

 警察が防犯カメラをチェックしたところ、男が捜査線上に浮上。事情を聞いたところ容疑を認めたため、器物損壊の疑いなどで逮捕された。警察の取り調べに対し男は「ネット右翼の奴らに一矢報いたかった」と供述。中国人を誹謗中傷することで、保守的な考えを持つ人々を装ったとみられている。

 この卑劣な犯罪に「ふざけている。ネット上でもネット右翼になりすまして印象操作している輩がかなりいるのでは」「左翼ってこんな人たちばかり。人になすまして印象操作をする」「意味がわからないことをしないでほしい」と怒りの声が続出した。

 また、「ネット右翼と呼ばれる人は靖国神社を汚すようなことはしない。短絡的にもほどがある」「他人の思想をなじる精神が許せない。表現の自由や思想の自由を都合よく解釈するな」「人種差別問題も、こういう人間が自作自演しているのではないか」という指摘も。ただし、「本当は保守的な思想を持っているのに、逮捕されて嘘をついたのでは」「にわかに信じがたい供述」と、供述を疑問視する声も出た。

 思想にかかわらず、暴言や差別的な言葉を落書きすることは犯罪。決して許されることではない。

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