大村知事は5日、東海テレビのニュース番組に出演。政府の緊急事態宣言延長に伴い、休業要請に応じた中小企業に愛知県が協力金を支給することについて、「対策はする」としながらも、「追加支給は難しい」と発言した。
これについて高須院長は、大村知事が1日、新型コロナウイルス感染拡大で減収した演劇、音楽、美術などの分野に従事し、売上が前年同月比半減以下となった法人と個人事業者について、法人20万円、個人10万円を支給する制度や、創作活動者に約6億円規模の支援を行うことに触れ、「芸術家には支援金払うのに・・・イベントには金だすのに・・・なんだよ(号泣の顔文字)。大村知事」と苦言を呈す。
さらに高須院長は、一部Twitterユーザーから「高須院長が河村たかし名古屋市長の応援団長になって、河村市長に知事選に出馬してほしい」と寄せられたリプライを引用し、「いま選挙すれば河村たかし知事当確です。しかし、武漢肺炎拡大時期に三密を避けながら大村知事のリコールするのは不可能です。Webによる信任投票ならば一瞬で済むのに」と持論を展開。約3000件の「いいね」がつく。
これに、「賛成。河村市長のほうが県民の声を汲んでいる」「高須院長の応援があれば心強いし、河村知事も期待できる。ぜひ知事にしてもらいたい」「大阪は吉村知事と松井市長が同じ思想を持っているからスピード感がある。同じ体制を愛知でも」と期待の声が上がる。
一方で、大村知事は当初河村市長と盟友関係にあり、同市長の強い意向を受けて出馬しただけに、「元はと言えば河村市長が大村知事を選んだ。全く関係のない第三者がいい」「大村知事の暴走は河村市長にも責任がある。関わらないほうがいい」という反対意見も。さらに、「大村知事も頑張っている」「知事批判ばかりではダメ」という声も出た。
「あいちトリエンナーレ2019」以降、行動が物議を醸すことが多い大村知事。賛否両論あるが、交代を望む県民が一定数いるようだ。